妙好人(読み)ミョウコウニン

デジタル大辞泉 「妙好人」の意味・読み・例文・類語

みょうこう‐にん〔メウカウ‐〕【妙好人】

信仰心のあつい念仏の行者を称賛していう語。

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精選版 日本国語大辞典 「妙好人」の意味・読み・例文・類語

みょうこう‐にんメウカウ‥【妙好人】

 

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改訂新版 世界大百科事典 「妙好人」の意味・わかりやすい解説

妙好人 (みょうこうにん)


寿︿︿姿︿︿︿

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「妙好人」の意味・わかりやすい解説

妙好人
みょうこうにん

 
1 (1818)  14 (43) 5 (58) 253 (50) 666  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「妙好人」の意味・わかりやすい解説

妙好人
みょうこうにん

優れた人の意。上上人(じょうじょうにん)、稀有人(けうにん)ともいわれる。『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』に、仏を念ずる者を「人中の分陀利華(ふんだりけ)(白蓮華(びゃくれんげ))」とあり、それを中国の善導(ぜんどう)が『観経疏(かんぎょうしょ)』で「人中の妙好人」と注した語による。この語がとくに浄土真宗の篤信者という特殊の意味をもつようになったのは、石見(いわみ)国(島根県)の浄土真宗浄泉(じょうせん)寺の仰誓(ごうせい)が1818年(文政1)編纂(へんさん)した真宗信者の『妙好人伝』以後である。それ以降、鈴木大拙(だいせつ)編著『妙好人浅原才市(あさはらさいいち)集』(春秋社)など幾多の妙好人伝が刊行され、今日も続行している。それらは、だいたい無名で学問のない人でありながら信心の境地では優れて高いところに達していた人の言行であり、その点で注目されている。

[松野純孝]

『柏原祐泉著『近世庶民仏教の研究』(1971・法蔵館)』

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百科事典マイペディア 「妙好人」の意味・わかりやすい解説

妙好人【みょうこうにん】

 
1830()26  

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世界大百科事典(旧版)内の妙好人の言及

【妙好人伝】より

…全6編に登場する人数は157名で,農民が41%,商人が16%を占め,すべて江戸時代の人たちである。妙好人とは,本来一般の念仏者を褒賞する語であったが,本書板行後は真宗篤信者の別称になった。いずれも真摯な他力念仏者で,みずからを煩悩(ぼんのう)深い悪人と自覚し,ひたすら阿弥陀仏の救済の本願を信じて現実生活に深い充足感をもつが,一面ではその時代の為政者や本山・門主等への順応,道徳生活の遵守,忍従生活の甘受もみられる。…

※「妙好人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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