宇治茶(読み)ウジチャ

デジタル大辞泉 「宇治茶」の意味・読み・例文・類語

うじ‐ちゃ〔うぢ‐〕【宇治茶】

 
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精選版 日本国語大辞典 「宇治茶」の意味・読み・例文・類語

うじ‐ちゃうぢ‥【宇治茶】

 

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(一)[]西︿(1434)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「宇治茶」の意味・わかりやすい解説

宇治茶
うじちゃ


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宇治茶」の意味・わかりやすい解説

宇治茶
うじちゃ

 
 

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事典 日本の地域ブランド・名産品 「宇治茶」の解説

宇治茶[茶類]
うじちゃ

近畿地方、京都府の地域ブランド。
京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を京都府内業者が京都府内において宇治地域に由来する製法により仕上加工した緑茶。鎌倉時代、栂尾にある高山寺の明恵上人によって伝えられ、宇治茶の栽培が始まった。江戸時代は、宇治茶製法と呼ばれる茶の製法を生み出し、大和・近江・伊勢に広まった。2007(平成19)年5月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5050328号。地域団体商標の権利者は、京都府茶協同組合。

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飲み物がわかる辞典 「宇治茶」の解説

うじちゃ【宇治茶】


京都府宇治市周辺に産する茶。煎茶のほか、玉露抹茶などの高級茶が知られる。社団法人京都府茶業会議所による自主基準では、「京都、奈良、滋賀、三重の4府県産で、府内業者が府内で仕上げ加工したもの」と定義されている。

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旺文社日本史事典 三訂版 「宇治茶」の解説

宇治茶
うじちゃ

京都府宇治市周辺に産する茶
鎌倉時代,栄西 (えいさい) が伝来した茶種を高弁が京都西郊栂尾 (とがのお) に試植し,のち宇治に茶園をつくったことに始まるという。室町時代以後足利義満・豊臣秀吉ら権力者により銘園が設けられ発展。江戸時代も将軍家の茶所となるなど,上茶として有名。

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百科事典マイペディア 「宇治茶」の意味・わかりやすい解説

宇治茶【うじちゃ】

宇治

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世界大百科事典(旧版)内の宇治茶の言及

【宇治[市]】より

…景勝地で京都に近いため平安京貴族の別荘地となった。鎌倉末期に始まる宇治茶は,中近世を通じ貴族や武士の保護を受けて発展。幕末維新期に一時衰退したが,その後茶貿易への積極的参加,生産過程の近代化などによって活路を見いだした。…

【京都[府]】より

… 耕地の内訳では,田が80.7%,畑が10.1%,樹園が9.2%(1995)で,樹園の割合が相対的に高いが,樹園のうち重要なのは茶園と竹林である。山城では京都市南東郊の宇治市を中心とする地方が,鎌倉時代以来の〈宇治茶〉の産地で,江戸時代には幕府の保護もあって碾茶(てんちや)(抹茶),玉露などの高級茶の産地として発展した。幕末から明治初期には一時衰退したが,その後復興し,今でも高級茶の生産が盛んである。…

【煎茶】より


鹿

【茶壺道中】より

…江戸時代,幕府が毎年,茶道頭以下に命じて山城の宇治茶を取り寄せ将軍に献上した行事,また,その茶壺の往来をいう。宇治から茶壺を禁裏などに進献する行事は,すでに室町時代にみられるが,統一政権の成立後は豊臣秀吉や徳川家康の代にその原型ができ,3代将軍徳川家光の1632年(寛永9)より制度化した。…

※「宇治茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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