後者（読み）コウシャ

デジタル大辞泉 「後者」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゃ【後者】

 
1二つ挙げたうちのあとのもの。⇔前者。
2 あとに続く者。後世の人。
[類語]前者  

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精選版 日本国語大辞典 「後者」の意味・読み・例文・類語

こう‐しゃ【後者】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 二つあげたうちのあとのもの。⇔前者。
(一)[初出の実例]﹁前者は娯楽を目的とし、後者(コウシャ)は諷誡を真相とす﹂(出典‥小説神髄︵1885‐86︶︿坪内逍遙﹀上)
 (三)② あとから続く者。後世の者。
(一)[初出の実例]﹁前者顧二後者一、以為二追兵一也﹂(出典‥日本外史︵1827︶五)
 (二)[その他の文献]︹春秋左伝‐隠公九年︺
  

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普及版 字通 「後者」の読み・字形・画数・意味

【後者】こうしや

 
あとからの人。︹文子、上徳︺人は、無因循(いんじゆん)、常に後(おく)れて先んぜず。譬(たと)へば燎(しんれう)を積むに、後の上に處(を)るが(ごと)し。
字通﹁後﹂の項目を見る。
  

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