御用新聞(読み)ゴヨウシンブン

デジタル大辞泉 「御用新聞」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐しんぶん【御用新聞】

時の政府保護を受けて、その政策擁護宣伝になるような報道に努める新聞

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精選版 日本国語大辞典 「御用新聞」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐しんぶん【御用新聞】

  1. 〘 名詞 〙 時の政府・権力者の保護を受けて、その政策の弁護・宣伝のための論説・報道を掲載する新聞。御用紙。〔東京日日新聞‐明治二五年(1892)一月二一日〕

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改訂新版 世界大百科事典 「御用新聞」の意味・わかりやすい解説

御用新聞 (ごようしんぶん)


︿︿西便1874西

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「御用新聞」の意味・わかりやすい解説

御用新聞
ごようしんぶん

 
 163151872187312  

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世界大百科事典(旧版)内の御用新聞の言及

【商業新聞】より

…販売収入,広告収入などを経営の基盤とし,利潤の獲得を前提とする新聞。日本では明治初期の新聞発達初期には,大(おお)新聞と小(こ)新聞があり,前者は政論中心であってそのほとんどは政府・政党から資金援助を受けることの多い御用新聞や政党新聞で,利潤獲得は第二義的であったのに対し,後者はそのような援助を受けることが少なく,企業存続のために利潤を得る必要があった。日本の商業新聞はこの小新聞を源流にして,明治後期から急速に発展して現在に至っている。…

※「御用新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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