忌服(読み)キブク

デジタル大辞泉 「忌服」の意味・読み・例文・類語

き‐ぶく【忌服】

近親者が死亡したとき、一定期間喪に服すること。服忌ぶっき
[類語]忌み服喪忌み明け

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「忌服」の意味・読み・例文・類語

き‐ぶく【忌服】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「忌」は死のけがれを忌んで遠慮すること、「服」は喪服を着ること ) 父母、その他近親が死んだ場合、一定の期間喪に服すること。
    1. [初出の実例]「町内でみんなきぶくの有る娘」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「忌服」の意味・わかりやすい解説

忌服
きぶく


()()()()()()()()()()767810()1125()()()317()()16841216936122117361915()()()()

 18747501330133015020902090()18741017194823121811105()



出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「忌服」の意味・わかりやすい解説

忌服 (きぶく)


︿︿1︿5013︿

 使輿姿


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「忌服」の意味・わかりやすい解説

忌服
きぶく

 
25053  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「忌服」の意味・わかりやすい解説

忌服【きぶく】

近親者が死亡した際,血縁の親疎によって一定期間喪に服すること。大宝令で初めて制度化され(ただし服だけ),幾度もの改変を経て1874年父母の死の際は忌50日,服13月等と定められた。忌は死のけがれにより家にこもること,服は,仕事はしてもよいが喪服を着て謹慎することをいう。第2次大戦後は,全く拘束力を失った。
→関連項目葬制

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

葬儀辞典 「忌服」の解説

忌服

近親者が亡くなったとき、一定期間喪に服すこと。■官公庁服務規程による忌服の期間●配偶者/10日間●父母/7日間●子供/5日間●祖父母/3日間●兄弟・姉妹/3日間●孫/1日間●伯叔父母/1日間●配偶者の父母/3日間●配偶者の祖父母/1日間●配偶者の兄弟・姉妹/1日間

出典 葬儀ベストネット葬儀辞典について 情報

普及版 字通 「忌服」の読み・字形・画数・意味

【忌服】きふく

服喪の期間。

字通「忌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android