精選版 日本国語大辞典 「応保」の意味・読み・例文・類語 おうほう【応保】 (一)平安時代、二条天皇の代の年号。永暦二年︵一一六一︶九月四日疱瘡の流行のため改元。応保三年︵一一六三︶三月二九日に長寛と改められた。後白河上皇の院政が行なわれた時代。出典は﹁尚書﹂の﹁已女惟小子、乃服惟弘王、応保殷民﹂による。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の元号がわかる事典 「応保」の解説 おうほう【応保】 日本の元号︵年号︶。平安時代の1161年から1163年まで、二条(にじょう)天皇の代の元号。前元号は永暦(えいりゃく)。次元号は長寛(ちょうかん)。1161年︵永暦2︶9月4日改元。天然痘(てんねんとう)流行の凶事を断ち切るために行われた。﹃尚書(しょうしょ)﹄を出典とする命名。 出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報