春琴抄(読み)シュンキンショウ

デジタル大辞泉 「春琴抄」の意味・読み・例文・類語

しゅんきんしょう〔シユンキンセウ〕【春琴抄】

 
81933()()  

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精選版 日本国語大辞典 「春琴抄」の意味・読み・例文・類語

しゅんきんしょうシュンキンセウ【春琴抄】

 

(一)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「春琴抄」の意味・わかりやすい解説

春琴抄
しゅんきんしょう


()193386()()()()()()()()()1935




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改訂新版 世界大百科事典 「春琴抄」の意味・わかりやすい解説

春琴抄 (しゅんきんしょう)


19336︿2︿

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百科事典マイペディア 「春琴抄」の意味・わかりやすい解説

春琴抄【しゅんきんしょう】

谷崎潤一郎の中編小説。1933年《中央公論》に発表。大阪の薬種商の娘春琴は早く失明し琴の道に入った。しかし性格は驕慢で,そのため何者かに熱湯をあびせられ,醜く変相する。春琴の門弟で,献身的に仕える佐助は,その顔が見えないよう自分の両眼を針で突き,盲目となるという筋。作者の耽美(たんび)的女性崇拝を純化したものとされる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「春琴抄」の意味・わかりやすい解説

春琴抄
しゅんきんしょう

谷崎潤一郎の小説。 1933年発表。失明の美女で誇り高い琴の師匠春琴は,求愛を退けた男に熱湯を浴びせられて醜い顔になる。いちずに春琴を慕う奉公人の佐助は,みずから目をつぶして春琴の傷心に殉じ,失明の師弟として生涯をおくることとなる。作者の被虐的女性崇拝の思想の頂点をきわめた作品。

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