時事新報(読み)ジジシンポウ

デジタル大辞泉 「時事新報」の意味・読み・例文・類語

じじしんぽう【時事新報】

 
15188211193621194630  

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精選版 日本国語大辞典 「時事新報」の意味・読み・例文・類語

じじしんぽう【時事新報】

 

(一)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「時事新報」の意味・わかりやすい解説

時事新報 (じじしんぽう)


1882314︿調931905西1875-1955192611姿23︿3624611879-19635511

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百科事典マイペディア 「時事新報」の意味・わかりやすい解説

時事新報【じじしんぽう】

 
1882189318991905()193619461955
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「時事新報」の意味・わかりやすい解説

時事新報
じじしんぽう

 
 188231調 () 1892 190731 22425 1905193612282 194619551958  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「時事新報」の意味・わかりやすい解説

時事新報
じじしんぽう

1882年(明治15)3月1日、福沢諭吉(ゆきち)が東京で創刊した日刊紙。独立不羈(ふき)、国権皇張をモットーとした。福沢没後は石河幹明(みきあき)、板倉卓造ら慶応義塾出身者が筆政を担当、各界に影響を及ぼした。93年にロイター通信と独占契約を結び、日清(にっしん)・日露の両戦役にはいち早く社員を特派して世間の賞賛を博すなど、「日本一の時事新報」のうたい文句に恥じない信用と権威を所有していた。1905年(明治38)3月大阪に進出、『大阪時事新報』を創刊したが、関東大震災(1923)被災後、経営が悪化、昭和に入って慶応義塾出身財界人の援助もむなしく36年(昭和11)12月25日『東京日日新聞』に買収され、廃刊となった。第二次世界大戦後46年(昭和21)1月1日、板倉ら同社員が中心になって再刊したが、これも55年11月1日『産業経済新聞』(現『産経新聞』)に併合され、廃刊となった。

[春原昭彦]

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「時事新報」の解説

時事新報
じじしんぽう

1882年(明治15)3月1日に中上川(なかみがわ)彦次郎の慶応義塾出版社から創刊された日刊紙。実質的に主宰したのは福沢諭吉。「独立不羈(ふき)」を唱え,言論報道の独立,経営的独立をめざした。福沢の死後は石河幹明(みきあき)が主筆となり,堅実な言論報道で商工業者の読者が多かった。1905年,大阪に進出して「大阪時事新報」を発刊したが,経営的には失敗であった。関東大震災後,「朝日」「毎日」の販売攻勢に押されて小山完吾・武藤山治らが経営再建にあたったが,36年(昭和11)12月25日「東京日日新聞」に吸収合併された。1917年(大正6)頃の部数約8万5000部。第2次大戦後の46年4月1日,旧時事新報関係者によって復刊されたが永続せず,55年産業経済新聞社に合併。

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デジタル大辞泉プラス 「時事新報」の解説

時事新報

 
18821905193619461955  

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旺文社日本史事典 三訂版 「時事新報」の解説

時事新報
じじしんぽう

明治〜昭和期の新聞
1882年福沢諭吉が創刊。当時政治論を主とした新聞の中で不偏不党の立場に立って報道を行い,やがて『東京日日新聞』『大阪朝日新聞』などと並ぶ有力紙となる。1936年『東京日日新聞』に合併廃刊。

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世界大百科事典(旧版)内の時事新報の言及

【中上川彦次郎】より


7814(1881)82387

【福沢諭吉】より

…また73年には森有礼,西周(にしあまね),加藤弘之ら当時第一級の洋学者とともに明六社を組織し,79年には東京学士会院の初代会長に選ばれた。 福沢は新政府の開明性に終始大きな期待をかけ,1880年には伊藤博文,井上馨,大隈重信から求められた政府機関紙発行への参加に同意したが,翌年の政変(明治14年の政変)によって裏切られ,新聞による世論形成の念願は82年の《時事新報》創刊として結実し,以後彼の力は同紙と慶応義塾とに集中される。この間,《文明論之概略》執筆のころから,国際環境における権力政治の重圧と読書思索を通じて日本の近代化についての彼の構想は徐々に変化していった。…

※「時事新報」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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