(読み)ウン

デジタル大辞泉 「暈」の意味・読み・例文・類語

うん【暈】[漢字項目]

 
  
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うん【×暈】

太陽や月などの周囲に見える、輪状の光。かさ。

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精選版 日本国語大辞典 「暈」の意味・読み・例文・類語

ぼかし【暈】

 

(一)   (  )
(二) 
(一)[](180913)
(三) 
(一)[]() (1878︿)
 
 

 

(一)   117781
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「暈」の意味・わかりやすい解説


かさ


2222()46()()()32()()

 ()



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改訂新版 世界大百科事典 「暈」の意味・わかりやすい解説

暈 (かさ)
halo




 ︿︿︿︿mock suns︿︿circumzenithal arc︿sun pillar︿︿parhelic circle157



暈 (くま)

〈隈〉とも書かれる。東洋絵画の彩色技法の一つで,隈取,暈渲(うんせん)ともいう。色彩や墨を濃淡にぬりわけたり,ぼかしたりすることによって,対象の凹凸感や立体感をあらわす。またそれ自体の装飾的効果のために用いられた。人物の顔や肉身の周縁部に,朱などの濃色のぼかしを施し,立体感を強調したり,着衣の衣褶線にそって濃淡をつけ,表面の凹凸感をあらわす。また逆に周縁部を同系の明色や白色,あるいは金泥でぼかした返り暈(照り暈とも呼ばれる)もある。隈取の技法はインドや西域で行われた陰影法の影響により中国で盛行したといわれている。キジル石窟や敦煌石窟の北魏窟の諸尊には,形式的で強烈な隈取がみられるが,敦煌の初唐窟では,比較的自然なものがあらわれ,法隆寺金堂壁画にも隈取法がとり入れられている。さらに平安時代の伝真言院曼荼羅(東寺)の諸像では各種の暈を積極的に用いて鮮麗な色彩効果をみせる。なお水墨画などに多く用いられる外隈は,例えば白鷺などを強調するためにその輪郭の外に薄墨などの隈を施すものをいう。
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百科事典マイペディア 「暈」の意味・わかりやすい解説

暈【かさ】

 
halo()22°46°()
 

暈【うん】

(かさ)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「暈」の意味・わかりやすい解説


かさ
halo

氷晶からなる雲を通して太陽や月を見たとき,太陽または月のまわりに起こる光学的現象。ハロー。太陽や月からの光が,氷の結晶によって反射,屈折を受けて生じる。いろいろな種類があるが,最も一般的なものは半径約 22°の円をなして光るもので,その内側は赤,外側は紫色を帯びる。これを内暈という。ほかにも外暈,太陽柱,水平環,天頂環等がみられる。これらは氷晶の形,浮かんでいるときの姿勢,太陽や月の高度,氷晶に入射する光の角度の違いによって現れる。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【石碑】より


()()()23

【銀河系】より


IIhalocorona

※「暈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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