浮世風呂(読み)ウキヨブロ

デジタル大辞泉 「浮世風呂」の意味・読み・例文・類語

うきよぶろ【浮世風呂】[書名]

 
4961018091813  

うきよ‐ぶろ【浮世風呂】

近世、遊女を置いて、客に接待させた公衆浴場
[補説]書名別項。→浮世風呂

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精選版 日本国語大辞典 「浮世風呂」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐ぶろ【浮世風呂】

 

(一)[1]    (  )
(一) ()
(一)[]︿(182632)
(二) 
(一)[]()(180913)
(二)[2] ()()
 

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改訂新版 世界大百科事典 「浮世風呂」の意味・わかりやすい解説

浮世風呂 (うきよぶろ)


4918096101213︿17541802

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「浮世風呂」の意味・わかりやすい解説

浮世風呂
うきよぶろ


()()49180913610()()()()()



63 1957

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浮世風呂」の意味・わかりやすい解説

浮世風呂
うきよぶろ

 
 () 496 (1809) 7910 ()  (02)   

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百科事典マイペディア 「浮世風呂」の意味・わかりやすい解説

浮世風呂【うきよぶろ】

 
()4918091813()︿()423  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「浮世風呂」の解説

浮世風呂
うきよぶろ

江戸後期の滑稽本。4編。式亭三馬作,歌川国直・北川美丸画。前編「男湯」1809年(文化6),2編「女湯」10年,3編「女中湯之遺漏」12年,4編「男湯再編」13年刊。歌川豊国宅で三笑亭可楽の銭湯の落語を聞いて,その「柳巷花街の事を省きて俗事のおかしみを増補」したものと巻頭でのべている。湯屋を舞台としていろいろな人物の動作や会話を徹底的に精密に描写する。先行作品として伊藤単朴(たんぼく)の談義本「銭湯新話」(1754)や山東京伝の黄表紙「賢愚湊銭湯新話(けんぐいりこみせんとうしんわ)」(1802)などがある。「新日本古典文学大系」所収。

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旺文社日本史事典 三訂版 「浮世風呂」の解説

浮世風呂
うきよぶろ

江戸後期,式亭三馬の滑稽本
1809〜12年刊。4編9冊。髪結床・芝居小屋と並んで江戸庶民の社交機関であった銭湯を舞台として,落語的構成と話術を用いて,生活の種々相を写実的に描出した。三馬の代表作で滑稽本の名作にあげられる。『浮世床』の姉妹編。外題は『諢話 (おどけばなし) 浮世風呂』。

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とっさの日本語便利帳 「浮世風呂」の解説

『浮世風呂』

式亭三馬作。江戸後期の滑稽本。文化六(一八〇九)年から文化一〇(一八一三)年にかけて刊行。江戸庶民の社交場でもあった銭湯を舞台に、様々な人物の多様なやりとりを通じて、生活、風俗の諸相を写し出す。

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デジタル大辞泉プラス 「浮世風呂」の解説

浮世風呂

古典落語の演目のひとつ。音曲ばなし。

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世界大百科事典(旧版)内の浮世風呂の言及

【将棋】より

…江戸時代の後半になると町人,職人,農民にも将棋は広まり,都市部の湯屋(公衆浴場)の階上は将棋会所のようであった。将棋の流行を反映した戯作として式亭三馬の《浮世風呂》(1809)はその代表的なもので,庶民の将棋の楽しみをこっけいに描いている。また,川柳に将棋の機微を扱った作品が多数つくられた。…

※「浮世風呂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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