暦数（読み）レキスウ

デジタル大辞泉 「暦数」の意味・読み・例文・類語

れき‐すう【暦数】

 
1太陽や月の運行を測って暦を作る技術。また、こよみ。
2 自然にめぐってくる運命。めぐりあわせ。命数。﹁暦数に従う﹂
3 年代の数。年数。﹁暦数已(すで)に千年に及ぶ﹂
[類語]運命・運・運勢・命運・天運・天命・巡り合わせ・回り合わせ・星回り・命数・宿命・宿運・定め・時運・因縁  

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精選版 日本国語大辞典 「暦数」の意味・読み・例文・類語

れき‐すう【暦数】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 季節のめぐり。また、こよみを作る基礎としての日月運行の度数。また、こよみの学問。
(一)[初出の実例]﹁頭一人。︿掌二天文。暦数。風雲気色。有レ異密封奏聞事一﹀﹂(出典‥令義解︵718︶職員)
 (二)[その他の文献]︹書経‐洪範︺
 (三)② 自然にめぐって来る運命。めぐりあわせ。命数。
(一)[初出の実例]﹁将軍星有レ列、暦数火相承﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶二・後漢書竟宴、各詠史、得光武)
 (二)[その他の文献]︹書経‐大禹謨︺
 (四)③ 年代。年数。
(一)[初出の実例]﹁隆周の昭王穆王暦数永し。吾君も又暦数永し︿藤原伊周﹀﹂(出典‥新撰朗詠集︵12Ｃ前︶下)
  

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普及版 字通 「暦数」の読み・字形・画数・意味

【暦数】れきすう

 
暦法上の年数。また、めぐりあわせ。天運。宋・軾︹寄韻に書す︺詩　數、三、軒冕(けんべん)︵高官︶の客　色聲、誰(たれ)か是れ獨り完きの人
字通﹁暦﹂の項目を見る。
  

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