有性（読み）ユウセイ

デジタル大辞泉 「有性」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せい〔イウ‐〕【有性】

生物で、雌雄の区別があること。⇔無性。
[類語]無性・雌雄・雄・雌
 

う‐しょう︹‐シヤウ︺︻有性︼

 
仏語。
1 あること。存在すること。
2 悟りを開く素質のあるもの。仏性を持っているもの。⇔無性。  

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精選版 日本国語大辞典 「有性」の意味・読み・例文・類語

う‐しょう‥シャウ【有性】

 

(一)〘 名詞 〙 仏語。声聞(しょうもん)、縁覚(えんがく)、菩薩など、それぞれの悟りを開く本性、素質。また、それを有するもの。種性。⇔無性(むしょう)。
(一)[初出の実例]﹁大乗基師、立二比量一云。所説無性、決定是有︵宗︶。有無二性、聖所説随一摂故︵因︶。如二有性者一︵喩︶﹂(出典‥大乗法相研神章︵822頃︶四)
 (二)[その他の文献]︹円覚経略疏註‐下・一︺
  

ゆう‐せいイウ‥【有性】

  1. 〘 名詞 〙 雌雄の区別のあること。

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