林芙美子(読み)ハヤシフミコ

デジタル大辞泉 「林芙美子」の意味・読み・例文・類語

はやし‐ふみこ【林芙美子】

 
19031951  

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精選版 日本国語大辞典 「林芙美子」の意味・読み・例文・類語

はやし‐ふみこ【林芙美子】

 

(一)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「林芙美子」の意味・わかりやすい解説

林芙美子
はやしふみこ
(1903―1951)


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20世紀日本人名事典 「林芙美子」の解説

林 芙美子
ハヤシ フミコ

 

, 





36(1903)1231



26(1951)628







 



= 



11



(3)24



11137344556761011(16 )(23 )2宿


 

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改訂新版 世界大百科事典 「林芙美子」の意味・わかりやすい解説

林芙美子 (はやしふみこ)
生没年:1903-51(明治36-昭和26)


19221928-29193119481950-51

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百科事典マイペディア 「林芙美子」の意味・わかりやすい解説

林芙美子【はやしふみこ】

 
1951
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「林芙美子」の意味・わかりやすい解説

林芙美子
はやしふみこ

[生]1903.12.31. 下関
[没]1951.6.29. 東京
小説家。本名,フミコ。不遇な少女時代を経て,1922年尾道高等女学校を卒業し,愛人を頼って上京。銭湯の下足番などさまざまな職業を転々としながら文学を志し,詩集『蒼馬を見たり』 (1929) をまとめた。小説『放浪記』がベストセラーとなり,続く『清貧の書』 (31) で作家としての地位を確立。清純で強い詩的感受性に貫かれ,生活の重圧を明るい自我ではねかえす庶民的生命力にあふれた『風琴と魚の町』 (31) や『牡蠣 (かき) 』 (35) で「市井もの」の新しい領域を開き,第2次世界大戦後も『晩菊』 (48) ,『浮雲』 (49~51) ,未完の絶筆『めし』 (51) などの名作を残した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林芙美子」の解説

林芙美子 はやし-ふみこ

1903-1951 昭和時代の小説家。
明治36年12月31日生まれ。行商人の子として貧しさのなかで各地を転々とする。大正11年上京,種々の職業につきながらアナーキストの詩人や作家の影響をうける。昭和5年刊行の自伝的小説「放浪記」がベストセラーとなった。昭和26年6月28日死去。47歳。山口県出身。尾道高女卒。本名はフミコ。作品はほかに「風琴と魚の町」「晩菊」「浮雲」など。
【格言など】花のいのちは短くて,苦しきことのみ多かりき(「放浪記」)

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「林芙美子」の解説

林芙美子
はやしふみこ

1903.12.31~51.6.28

昭和期の小説家。本名フミコ。山口県出身。私生児として生まれ,幼少期から行商の旅で各地を渡り歩き貧窮のなかに育つ。上京して職を転々とし,アナーキストの詩人たちと知り合い影響をうけた。1929年(昭和4)詩集「蒼馬を見たり」を出版,翌年には自作の詩をいれた自伝的日記体小説「放浪記」が刊行されて大ベストセラーになった。その後「風琴と魚の町」「牡蠣(かき)」「稲妻」「晩菊」「浮雲」など数多くの作品を発表。「林芙美子全集」全16巻。

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旺文社日本史事典 三訂版 「林芙美子」の解説

林芙美子
はやしふみこ

1903〜51
昭和期の小説家
山口県の生まれ。尾道高女卒業後上京し,女工・女給などをしながら文学に努力。1928年『放浪記』を発表,'30年に出版されベストセラーとなった。庶民の哀感を詩情豊かに描く作風。戦後の代表作に『晩菊』『浮雲』など。

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事典・日本の観光資源 「林芙美子」の解説

林芙美子

(鹿児島県熊毛郡屋久島町)
かごしま よかとこ100選 浪漫の旅」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

367日誕生日大事典 「林芙美子」の解説

林 芙美子 (はやし ふみこ)

生年月日:1903年12月31日
昭和時代の小説家
1951年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の林芙美子の言及

【大衆文学】より

… 1930年代に入ると大衆文学は時代物,現代物,推理物をふくむ幅の広さと多様さを持ち,昭和前期の繁栄を競い合う。1人で3役をこなす文壇のモンスター林不忘・牧逸馬・谷譲次の精力的な活躍に象徴されるような多彩な動きが見られるが,その反面,大衆文学の新しい方向を模索する傾向もあり,吉川英治が《松のや露八》や《かんかん虫は唄ふ》などで示した方向は,やがて《宮本武蔵》(1936‐39)にひとつの収穫をもたらし,股旅ものから脱却した長谷川伸,子母沢寛らの史伝ものへの接近などを生む。直木三十五《南国太平記》,野村胡堂《銭形平次捕物控》,邦枝完二《お伝地獄》,三上於菟吉《雪之丞変化》,鷲尾雨工(わしおうこう)《吉野朝太平記》など,時代小説にも捕物帳,世話物,史伝物,実録物などの幅が生まれ,現代物にも芸道物,明朗物,西欧物,開化物などが現れ,佐々木邦,小島政二郎,山中峯太郎,木村毅,群司次郎正,北村小松,竹田敏彦,浜本浩らが活躍する。…

【丹下左膳】より


192853麿(寿)33

【ペンネーム】より

… 文芸の資本主義化が成熟すると,今度は2人の作家が一つのペンネームで発表を続けたり(アメリカ推理作家E.クイーン),一作家が二つのペンネームで異なる作風のシリーズを続けたり(イギリス推理作家ディクソン・カー=カーター・ディクソンなど)する多作家が現れる。日本では,昭和初年に林不忘,牧逸馬,谷譲次の三つのペンネームで時代・現代小説を書き分けた長谷川海太郎が《一人三人全集》をのこした。また劇作家岩田豊雄は獅子文六の筆名で大衆小説を書き,太平洋戦争下に本名で書いた作品の戦争協力姿勢を問われてのちは,獅子の盛名に後半生をゆだねる生き方をした。…

※「林芙美子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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