正税(読み)ショウゼイ

デジタル大辞泉 「正税」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜい〔シヤウ‐〕【正税】

 
()()  

せい‐ぜい【正税】

しょうぜい(正税)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正税」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜいシャウ‥【正税】

 

(一)  
(二) 
(一)[]調(701)
(二)()︿(13)
(三) 
(一)[](1877)
 

せい‐ぜい【正税】

  1. 〘 名詞 〙しょうぜい(正税)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「正税」の意味・わかりやすい解説

正税 (しょうぜい)


使簿使207346

 739使

 7444274540302010調


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「正税」の意味・わかりやすい解説

正税【しょうぜい】

 
()()()︿2030()
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正税」の意味・わかりやすい解説

正税
しょうぜい

 
 ()  () 綿 ()  ( )    

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「正税」の解説

正税
しょうぜい

律令制下,諸国の郡衙の正倉に蓄えられた最も代表的な官稲。734年(天平6)の官稲混合により,大税(たいぜい)と郡稲その他の雑稲を一本化して成立。田租相当量を蓄積し,賑給(しんごう)など特殊な用途以外は原則として使用せず不動穀(ふどうこく)とする稲穀(とうこく),公出挙(くすいこ)によって運営し利稲を地方行政の経費や中央への進上物の調達経費にあてる穎稲(えいとう)の2種類からなる。収支状況は毎年正税帳を作成し,税帳使により中央に報告された。745年(天平17)正税出挙の国別定数を定め(論定(ろんてい)稲),さらにそのうち約半分を公廨(くげ)稲として別枠で出挙し,正税運営の円滑化を図った。以後,小規模の雑稲を別置することはあっても,大枠は「延喜式」まで変化がなかった。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「正税」の意味・わかりやすい解説

正税
しょうぜい


()()1


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「正税」の解説

正税
しょうぜい

 
 () 
 ()   

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の正税の言及

【官稲】より


3()

【正税帳】より

…奈良・平安時代に諸国において作成された1年間の正税(大税)の収支決算書。毎年同じものが少なくとも3通作成され,2通を正税使(税帳使)が付属帳簿(枝文(えだぶみ))とともに中央政府に提出した。…

※「正税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android