流離(読み)リュウリ

デジタル大辞泉 「流離」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐り〔リウ‐〕【流離】

[名](スル)故郷を離れてあちこちをさまよい歩くこと。流浪。「流離の旅」「異郷流離する」
[類語]放浪流浪漂泊漂流浮浪うろつくさすらうさまよう出歩くほっつくほっつき歩くほっつき回るぶらつく徘徊彷徨低回右往左往

さすらい〔さすらひ〕【流離】

あてもなくさまようこと。流浪るろう。「流離の身」「流離びと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「流離」の意味・読み・例文・類語

さすらいさすらひ【流離】

 

(一)   (  )
(二) 
(一)[]()()()(1841)
(三) 
(一)[]()(1694)
 
 

 

(一)   
(一)[]西(722)
(二)(142328)
(三)[]
 

さすらえさすらへ【流離】

  1. 〘 名詞 〙 ( 下二段活用動詞「さすらう(流離)」の連用形の名詞化 )
  2. さすらい(流離)
  3. さすらい(流離)〔至宝抄(1585)〕
    1. [初出の実例]「在原中将東へくだり光君須磨にうつられしもさすらへの心か」(出典:俳諧・類船集(1676)留)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「流離」の読み・字形・画数・意味

【流離】りゆう(りう)り

 
()()

 

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android