温雅（読み）オンガ

デジタル大辞泉 「温雅」の意味・読み・例文・類語

おん‐が〔ヲン‐〕【温雅】

 
﹇名・形動﹈穏やかで上品なこと。しとやかなこと。また、そのさま。﹁温雅な人柄﹂
[類語]雅(みや)びやか・優雅・優美・みやび・高雅・典雅・風雅・優(やさ)形(がた)・上品・ゆかしい・奥ゆかしい・しとやか・たおやか・女性的・エレガント・ドレッシー・女らしい・女(め)女(め)しい・女くさい・女振り・女っ気・婉(えん)麗(れい)・優優・典麗・麗しい・静淑・優婉・閑雅・婉然・楚(そ)楚(そ)・窈(よう)窕(ちょう)・端麗・物柔らか・気高い・品・気品・雅趣・高尚・つつましい・つつましやか・しおらしい・清雅・高踏・雅致・﨟(ろう)長(た)ける・雅(みや)びる・端雅・都雅・やんごとない・高貴  

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精選版 日本国語大辞典 「温雅」の意味・読み・例文・類語

おん‐がヲン‥【温雅】

 

(一)〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人や物の有様、性格などがおだやかで上品なこと。しとやかなこと。また、そのさま。
(一)[初出の実例]﹁公為内舎人、出入禁中、見者欣其徽猷、交者尚其温雅﹂(出典‥家伝︵760頃︶下)
 (二)﹁温雅なる威儀を以て、事を処し﹂(出典‥西国立志編︵1870‐71︶︿中村正直訳﹀一一)
 (三)[その他の文献]︹漢書‐元帝紀賛︺
  

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普及版 字通 「温雅」の読み・字形・画数・意味

【温雅】おん（をん）が

 
やさしく奥ゆかしい。︹南史、王泰伝︺長ずるにんで和、家人喜慍の色を見ず。
字通﹁温﹂の項目を見る。
  

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