滝廉太郎(読み)タキレンタロウ

デジタル大辞泉 「滝廉太郎」の意味・読み・例文・類語

たき‐れんたろう〔‐レンタラウ〕【滝廉太郎】

 
18791903()()  

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精選版 日本国語大辞典 「滝廉太郎」の意味・読み・例文・類語

たき‐れんたろう【滝廉太郎】

 

(一)
 

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朝日日本歴史人物事典 「滝廉太郎」の解説

滝廉太郎

 
36.6.29(1903)
12.8.24(1879)
,,,,,,27(1894),()31,,34,1,(),(),3,13,2310寿 ,(),,西,(,,,)()38,,,32,84,(20),,,,西,,西,<参考文献>
()
 

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改訂新版 世界大百科事典 「滝廉太郎」の意味・わかりやすい解説

滝廉太郎 (たきれんたろう)
生没年:1879-1903(明治12-36)

作曲家。8月24日東京市芝区南佐久間町に生まれる。父の転勤により神奈川,富山,東京,大分を転々としつつ多感な少年期を過ごす。1894年9月東京音楽学校に入学し,小山作之助,幸田延らに師事。研究科をへて同校嘱託となり後輩の指導にあたる。彼はテノールの美声に恵まれ,ピアノ演奏にすぐれ,クラリネット奏法も心得ていた。1901年4月ドイツ留学の途に就き,ライプチヒ音楽院に入学したが,胸の病を得て翌年8月帰国。大分県竹田町の実家で療養,03年6月29日死去。小長久子編《滝廉太郎全曲集 作品と解説》(1969)は,歌曲および唱歌43曲とピアノ曲2曲を収録。彼の代表作《四季》(武島羽衣作詞《花》を含む),《箱根八里》(鳥井忱作詞),《荒城の月》(土井晩翠作詞,のちにピアノ伴奏部を山田耕筰が作曲),《メヌエット》(ピアノ曲)は,ドイツ留学前の2年間に集中的に作曲されている。唱歌は東くめ作詞によるものが多い。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「滝廉太郎」の意味・わかりやすい解説

滝廉太郎
たきれんたろう
(1879―1903)

作曲家。東京生まれ。高等師範付属音楽学校(後の東京音楽学校)在学中からピアノと作曲の才能を示し、研究科卒業と同時に母校の教師となり2年間勤務。この時期に、ピアノ曲『メヌエット』、組歌『四季』、中学唱歌『箱根八里』『荒城の月』、幼稚園唱歌『鳩(はと)ぽっぽ』『お正月』などの今日よく知られる作品を書いた。1901年(明治34)ドイツに留学し、ライプツィヒ音楽院で和声法や対位法など本格的な作曲技法を学んだ。しかし病気のため02年帰国し、翌明治36年郷里の大分で23歳の若さで亡くなった。彼は明治の洋楽揺籃(ようらん)期において、初めての本格的作曲家として近代西洋の作曲技法を用い、その後の山田耕筰(こうさく)以後の日本の歌曲の創作に大きな影響を与えた。

[船山 隆]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「滝廉太郎」の意味・わかりやすい解説

滝廉太郎
たきれんたろう

 
[]1879.8.24. 
[]1903.6.29. 
 1898 ()  1901 1900 ()  ()  ()   

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百科事典マイペディア 「滝廉太郎」の意味・わかりやすい解説

滝廉太郎【たきれんたろう】

作曲家。東京生れ。東京音楽学校専修部卒。母校のピアノ教授嘱託を経て,1901年ライプチヒ王立音楽院に留学。肺結核のため翌1902年帰国。父の郷里大分県竹田に帰り,24歳で世を去った。代表作に《花》《荒城の月》《箱根八里》《鳩ぽっぽ》などの歌曲・唱歌がある。
→関連項目竹田[市]土井晩翠

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「滝廉太郎」の解説

滝廉太郎
たきれんたろう


1879.8.241903.6.29

1894(27)1900012027()

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝廉太郎」の解説

滝廉太郎 たき-れんたろう

1879-1903 明治時代の作曲家。
明治12年8月24日生まれ。ピアノを幸田延に,作曲をケーベルにまなび,東京音楽学校(現東京芸大)研究科卒業後母校の教師となる。歌曲集「四季」(「花」をふくむ),中学唱歌「荒城の月」「箱根八里」などを作曲。明治34年ドイツに留学したが,結核にかかり帰国。明治36年6月29日死去。25歳。東京出身。

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旺文社日本史事典 三訂版 「滝廉太郎」の解説

滝廉太郎
たきれんたろう

1879〜1903
明治時代の作曲家
東京の生まれ。東京高等師範学校付属音楽学校(東京音楽学校)卒業。ピアノ演奏・作曲の天才といわれた。ドイツに留学,病気になり帰国し,翌年死んだ。代表作に『荒城の月』『箱根八里』『花』など。

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