デジタル大辞泉 「滴り」の意味・読み・例文・類語 した‐たり【滴り/×瀝り】 1滴ること。また、滴るもの。しずく。 2 苔(こけ)などを伝わって落ちる水滴。︽季 夏︾﹁―の思ひこらせしとき光る/汀女﹂ [類語]滴(しずく)・水滴・点滴・余滴・一滴・雨滴・雨粒・雨垂れ・水玉・ぼとぼと・ぼたぼた・ぽたぽた・ほろほろ・ぽろぽろ・ぽとぽと・ぼろぼろ・たらたら・だらだら・はらはら・ぽつぽつ・ぱらぱら・ばらばら・ぽろり・ほたほた・ぽつり・ぽつりぽつり・ぽつん・はらり・ぱらり・ほろり・ぽたり・どくどく・たらり・ちょろちょろ・ちょろり・とくとく・だくだく・ぽとり・滴る・滴り落ちる・垂らす・垂れる・こぼれる・ほとばしる・あふれる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「滴り」の意味・読み・例文・類語 した‐たり【滴・瀝】 (一)〘 名詞 〙 ( 動詞﹁したたる︵滴︶﹂の連用形の名詞化。古くは﹁しただり﹂ ) 水などがしたたること。また、したたるもの。しずく。点滴。したたれ。︽ 季語・夏 ︾ (一)[初出の実例]﹁水ひたる池にうるほふしたたりを命にたのむ魚くづやたれ﹂(出典‥山家集︵12C後︶下) (二)﹁なぜに盞のしたたりまないたのなまぐさきをたづねまわるや﹂(出典‥古文真宝笑雲抄︵1525︶一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例