濃尾平野(読み)ノウビヘイヤ

デジタル大辞泉 「濃尾平野」の意味・読み・例文・類語

のうび‐へいや【濃尾平野】

 
()()  

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精選版 日本国語大辞典 「濃尾平野」の意味・読み・例文・類語

のうび‐へいや【濃尾平野】

 

(一)(  ) 西西西()西
 

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百科事典マイペディア 「濃尾平野」の意味・わかりやすい解説

濃尾平野【のうびへいや】

 
()1800km2西()西
西  

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改訂新版 世界大百科事典 「濃尾平野」の意味・わかりやすい解説

濃尾平野 (のうびへいや)


西西3西40km45km1800km2西西西西西西23西西

 312km23m10km6km湿湿0.52m湿40km5m172001753331959

 西

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「濃尾平野」の意味・わかりやすい解説

濃尾平野
のうびへいや


()()()1800西4045()西()()3()()()()()1800400()西

 ()()1601

 

 12()()

 ()西()()湿湿湿

 ()

 197012


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「濃尾平野」の意味・わかりやすい解説

濃尾平野
のうびへいや

岐阜県南部から愛知県西部にかけての構造盆地上に木曾川長良川揖斐川の堆積物によって形成された平野。木曾川左岸の尾張平野と右岸の美濃平野をあわせた名称で,面積 1800km2に及ぶ日本有数の大平野。平野は,東北部の木曾川の台地 (河岸段丘) 地域,木曾川,長良川,揖斐川の扇状地,中央部の自然堤防などを含む氾濫原,南部の三角州および干拓地域に区分される。台地地域には,黒ボクと呼ばれる火山灰土壌の各務原台地,犬山台地,名古屋市の中心市街地が広がる熱田台地などがある。熱田台地を除けば,乏水性の台地は一般に開発が遅れていたが,中心市街地からの工場移転と住宅化が急速に進み,都市化が著しい。犬山扇状地は半径 12kmに及び,砂礫からなって排水がよいので,長く桑畑地帯をなしていた。犬山市はこの扇頂部と台地に広がり,扇状地には江南市,小牧市その他の町村が位置し,扇端に一宮市などがある。これらの扇状地でも工場,住宅などが増え名古屋市の近郊化が著しい。犬山市から津島市までの直線距離約 20kmを中心に広く展開する平地は肥沃な氾濫原で,古くからの条里制遺構もみられ,近世からの野菜園芸の地域である。氾濫原南の三角州地帯の旧東海道 (国道1号線) 以南は 17世紀以降の干拓地で,自然堤防を除けばほとんどが海抜 0m地帯のため排水の問題と高潮の危険がある。さらに南の湾岸は,急速な工業化に伴って造成された埋立地である。大垣市を中心とする木曾川右岸は輪中地域として有名。

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世界大百科事典(旧版)内の濃尾平野の言及

【愛知[県]】より

尾張国三河国
[東西文化の結節点]
 伊勢湾と敦賀湾を結ぶ本州地峡帯の太平洋岸に位置し,古くから東・西日本の両文化圏の交錯地としての性格を強くもち続けてきた。律令制施行以前は濃尾平野の尾張国,岡崎平野の三河国,豊橋平野の穂国の三つに分かれていたが,施行後は稲沢市松下,下津(おりづ)付近に国府を置く尾張国,三河と穂を合わせて豊川市白鳥町に国府を置く三河国が定められ,今日までの地域形成の基盤ができ上がった。中世には,木曾川をはさんでこの地はしばしば東西勢力の接触する場となり,源平の墨俣合戦,承久の乱の木曾川の戦などがおこった。…

【自然堤防】より

… 比較的広い沖積平野では,山麓部に発達する扇状地と,河口部に発達する三角州とにはさまれた平野中央部において,自然堤防(地)帯とよばれる自然堤防と後背湿地とが顕著に発達する地域がひろがっている。日本では濃尾平野や津軽平野においてその典型的な例を見ることができるほか,石狩平野や関東平野中央部でも自然堤防が良好に発達している。また,扇状地や三角州でも河道に沿う自然堤防状の微高地が認められる。…

※「濃尾平野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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