デジタル大辞泉 「疑惑」の意味・読み・例文・類語 ぎ‐わく【疑惑】 本当かどうか、不正があるのではないかなどと疑いをもつこと。また、その気持ち。疑い。﹁疑惑の目で見る﹂﹁疑惑を招く言動﹂﹁疑惑が晴れる﹂ [補説]書名別項。→疑惑 [類語]疑い・疑問・疑義・疑念・疑心・不審・懐疑・猜疑・狐疑・疑団・疑点・半信半疑・容疑・嫌疑 ぎわく︻疑惑︼﹇書名﹈ 近松秋江の小説。大正2年︵1913︶発表。家を出ていった妻を捜し求める男の姿を描く。﹁別れたる妻に送る手紙﹂の続編。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「疑惑」の意味・読み・例文・類語 ぎ‐わく【疑惑】 (一)〘 名詞 〙 本当であるかどうか疑うこと。どうも変だと疑うこと。また、その気持。疑い。 (一)[初出の実例]﹁疑惑愚痴無二暁悟一、雖レ無二暁悟一欲二精懃一﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶四・懺悔会作) (二)﹁解悟せずは心に疑惑を生ずべし﹂(出典‥清原国賢書写本荘子抄︵1530︶六) (三)[その他の文献]︹大智度論‐一二︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「疑惑」の読み・字形・画数・意味 【疑惑】ぎわく 疑いまどう。︹漢書、孔光伝︺侍中馬尉︵傅︶、~(ゆる)されて故郡に歸る。復(ま)た詔りて止(とど)まる。天下疑惑し、信を取る無し。を虧損(きそん)すること、に小愆(せうけん)にあらず。 字通﹁疑﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
デジタル大辞泉プラス 「疑惑」の解説 疑惑〔映画〕 1982年公開の日本映画。松本清張の同名中編小説の映画化。監督‥野村芳太郎、脚色‥松本清張、脚本‥古田求。出演‥桃井かおり、岩下志麻、鹿賀丈史、柄本明、真野響子、仲谷昇、森田健作ほか。第37回毎日映画コンクール脚本賞受賞。 疑惑〔小説〕 折原一のミステリー短編集。2007年刊行。後に「放火魔」に改題。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報