発意（読み）ハツイ

デジタル大辞泉 「発意」の意味・読み・例文・類語

はつ‐い【発意】

 
﹇名﹈(スル)思いつくこと。考え出すこと。ほつい。﹁壮大な計画を発意する﹂
[類語]発想・着想・思いつき・着意・思いつく・考えつく・ひらめく・思い浮かぶ  

ほつ‐い【発意】

［名］(スル)
１ 「はつい（発意）」に同じ。「業界再編を発意する」
２ 「発心ほっしん」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「発意」の意味・読み・例文・類語

ほつ‐い【発意】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 仏語。菩提心を起こすこと。発心(ほっしん)。
(一)[初出の実例]﹁歓二喜弟子発意之唯一一、聴二許弟子宿願之無一レ二﹂(出典‥菅家文草︵900頃︶一一・奉太上皇勅、於清和院法会願文)
 (二)[その他の文献]︹浄住子‐大忍悪対門︺
 (三)② 思いつくこと。考え出すこと。はつい。
(一)[初出の実例]﹁時の江北村長清水謙吾氏の発意(ホツイ)で、村の有志家が醵金して﹂(出典‥東京年中行事︵1911︶︿若月紫蘭﹀三月暦)
  

はつ‐い【発意】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 思いつくこと。考え出すこと。〔広益熟字典（1874）〕
    1. [初出の実例]「諭旨と発意(ハツイ)と五分五分と云ふ辞職をして」(出典：思出の記（1900‐01）〈徳富蘆花〉二)
  3. ② ⇒ほつい（発意）

ほっ‐ちホツイ【発意】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほつい（発意）」の連声 ) ⇒ほつい（発意）

ほ‐ち【発意】

  1. 〘 名詞 〙 「ほっち（発意）」の変化した語。

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