祇園囃子(読み)ギオンバヤシ

デジタル大辞泉 「祇園囃子」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐ばやし〔ギヲン‐〕【××囃子】

 
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精選版 日本国語大辞典 「祇園囃子」の意味・読み・例文・類語

ぎおん‐ばやしギヲン‥【祇園囃子】

 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「祇園囃子」の意味・わかりやすい解説

祇園囃子
ぎおんばやし

京都の祇園祭祭囃子。7月17日の山鉾(やまぼこ)の巡行に際して鉾の上で演奏される。今日みるような山鉾については、1500年(明応9)の山鉾再興まではさかのぼることができるが、囃子の歴史は不詳である。今日に伝わる囃子は「コンチキチン」の俗称で表されるように、鉦(かね)の響きに特徴があり、鉦が十数丁と、締(しめ)太鼓数個、笛(竜笛(りゅうてき)または能管(のうかん))十数本で編成されている。10基ある鉾ごとに独自の曲を30曲程度ずつ所有する。大別すると、奉納囃子、渡り囃子(四条河原町まで、緩テンポ)、戻り囃子(四条河原町以後、急テンポ)となる。なお、地方の祭囃子にも祇園囃子の名を冠したものがあり、また下座(げざ)音楽にもある。

[西角井正大]

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デジタル大辞泉プラス 「祇園囃子」の解説

祇園囃子

 
19534  

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世界大百科事典(旧版)内の祇園囃子の言及

【祭囃子】より


西鹿()︿

※「祇園囃子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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