糞便（読み）フンベン

デジタル大辞泉 「糞便」の意味・読み・例文・類語

ふん‐べん【×糞便】

大便。くそ。
[類語]うんこ・うんち・便・大便・糞くそ・ばば・糞ふん・人糞

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精選版 日本国語大辞典 「糞便」の意味・読み・例文・類語

ふん‐べん【糞便】

 

(一)〘 名詞 〙 消化吸収されずに肛門から出る食物のかす。くそ。大便。
(一)[初出の実例]﹁下水に糞便の臭なしと雖ども﹂(出典‥米欧回覧実記︵1877︶︿久米邦武﹀三)
  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「糞便」の意味・わかりやすい解説

糞便
ふんべん
feces

 
肛門からの排出物。その内容は，食物の吸収されなかった部分，消化液の残りと剥離した消化管上皮細胞，腸内微生物の残骸，大腸粘膜からの排泄物で，鉄，水銀などの重金属を含む。また色は胆汁色素によって褐色調。臭気はインドール，スカトール，硫化水素，メルカプタンの存在による。日本人の1日総量は平均 200g前後，水分は70～80%。  

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普及版 字通 「糞便」の読み・字形・画数・意味

【糞便】ふんべん

糞尿。

字通「糞」の項目を見る。

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栄養・生化学辞典 「糞便」の解説

糞便

　→糞．人間の糞については糞便，便がよく使われる．

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