デジタル大辞泉 「老朽」の意味・読み・例文・類語 ろう‐きゅう〔ラウキウ〕【老朽】 ﹇名・形動﹈(スル) 1 古くなって役に立たないこと。また、そのもの。﹁老朽した校舎﹂ 2 年老いて役に立たないこと。また、そのさま。 ﹁―な小学教員の一人﹂︿藤村・破戒﹀ [類語]老廃・老化・老いぼれる・老いる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老い・早老・老残・老衰・よぼよぼ・恍惚・惚(ぼ)け・惚(ぼ)ける・呆(ほう)ける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「老朽」の意味・読み・例文・類語 ろう‐きゅうラウキウ【老朽】 (一)〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( ﹁きゅう﹂は﹁朽﹂の漢音 ) (二)① 老い朽ちること。年老いて役に立たないこと。また、その人やそのさま。ろうく。老廃。︹布令字弁︵1868‐72︶︺ (一)[初出の実例]﹁老朽しても流石はまだ職に堪へるものか﹂(出典‥浮雲︵1887‐89︶︿二葉亭四迷﹀一) (二)[その他の文献]︹鄭愚‐潭州大潙山同慶寺大円禅師碑銘︺ (三)② 古くなり、役に立たないこと。また、そのもの。老廃。 (一)[初出の実例]﹁最早この校舎は老朽し﹂(出典‥太政官︵1915︶︿上司小剣﹀九) おい‐くち︻老朽︼ (一)〘 名詞 〙 年を取ってよぼよぼになること。また、その人。おいぼれ。 (一)[初出の実例]﹁おいくちは、おのれがおいぼれたるをば知らずして﹂(出典‥水鏡︵12C後︶下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例