漢音(読み)カンオン

デジタル大辞泉 「漢音」の意味・読み・例文・類語

かん‐おん【漢音】

 
使  

から‐ごえ〔‐ごゑ〕【音】

漢音かんおんのこと。呉音ごおん倭音やまとごえというのに対していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漢音」の意味・読み・例文・類語

かん‐おん【漢音】

 

(一)  
(二) 西
(三) 使
(一)[](792)
(二)()()()(1477)
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「漢音」の意味・わかりやすい解説

漢音
かんおん

 
使 (西) 西(1)  (︿︿)  (︿)  (2) /m/,/n/  (︿︿)  (︿︿)  (3) /-t/  (︿)  (︿)   

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「漢音」の意味・わかりやすい解説

漢音 (かんおん)


使782-806


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「漢音」の意味・わかりやすい解説

漢音【かんおん】

 
使()
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「漢音」の意味・わかりやすい解説

漢音
かんおん

字音

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の漢音の言及

【漢字】より

…その後,隋・唐の時代になって都が長安に移され,北方音が標準とされるようになったとき,唐制の模倣に力を注いでいた日本では,宮廷で率先して新しい北方音を取り入れ,音博士は北方音を教授し北方音を正音と呼び,僧尼の得度(とくど)にも正音を修得しなければ許可しないと幾度か布告している。したがって《日本書紀》の歌謡訓注には,漢音が多く取り入れられている。しかし,《続日本紀》宣命の万葉仮名などは依然として呉音によるところが多いのを見ても,一般の日本人は,漢音の学習がかなり困難であったと見える。…

【字音】より


(︿︿) ︿︿()︿︿()︿︿

※「漢音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android