職長(読み)ショクチョウ

デジタル大辞泉 「職長」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ちょう〔‐チヤウ〕【職長】

職場の長。職工の長。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「職長」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ちょう‥チャウ【職長】

  1. 〘 名詞 〙 職場の長。特に、工場で職工の長。
    1. [初出の実例]「為に往々物議を起したることあるも職長及職工取締等は」(出典:東京朝日新聞‐明治二五年(1892)七月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「職長」の意味・わかりやすい解説

職長 (しょくちょう)


foremansupervisorMeistercontremaître

 調

 

 

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「職長」の意味・わかりやすい解説

職長
しょくちょう

経営組織を構成する各種の管理者のうち、生産現場にあって各種作業者を直接に指揮・監督する職位。アメリカのフォアマンforemanにあたるが、実質的な職務内容、職務権限は、それよりもかなり限定されている。その職務内容は、現場管理者であるために多岐にわたっている。おもな内容としては、(1)業務遂行の監督、就業規則に基づく規律保持、人間関係の円滑化、人事考課などを内容とする従業員管理、(2)品質向上のためのサークル活動の推進などを内容とする品質管理、(3)原価節減の指導などを内容とする原価管理、(4)生産計画の周知化、進度調整などを内容とする工程管理、(5)設備の保全管理、(6)作業方法の改善などである。工業化の初期には、雇用や賃金に関する権限も与えられていたが、それらは近代化とともに人事部や労務部に移された。

[森本三男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「職長」の意味・わかりやすい解説

職長
しょくちょう
superintendent

 
 

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の職長の言及

【科学的管理法】より


F.W.time studyFrank Bunker Gilbreth(18681924)(motion study)

【経営・経営管理】より


1

 

【現場監督者】より


first line supervisorforemanMeistermaîtremeister ︿

※「職長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android