肩衣(読み)カタギヌ

デジタル大辞泉 「肩衣」の意味・読み・例文・類語

かた‐ぎぬ【肩衣】

 
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精選版 日本国語大辞典 「肩衣」の意味・読み・例文・類語

かた‐ぎぬ【肩衣】

 

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(二) ()
(一)[]()  ()(8)
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(一)[]︿(殿1454)
(四) ()()
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(二)[](鹿1665)
(五) 
(一)[]()()(1686)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「肩衣」の意味・わかりやすい解説

肩衣 (かたぎぬ)


︿︿綿︿︿︿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「肩衣」の意味・わかりやすい解説

肩衣
かたぎぬ


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百科事典マイペディア 「肩衣」の意味・わかりやすい解説

肩衣【かたぎぬ】

袖(そで)なしの短衣。古くから庶民の間で手なし,胴着等の名で着用された。しかし室町・桃山時代の肩衣はこのような袖なしの下着や袖のない衣服そのものではなく,小袖・袴(はかま)の上に補助衣的に着用されたものをいう。これが発展し形式化したものが後の武士の肩衣袴・裃(かみしも)の姿である。→

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肩衣」の意味・わかりやすい解説

肩衣
かたぎぬ

 
綿 ()  ()   

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旺文社日本史事典 三訂版 「肩衣」の解説

肩衣
かたぎぬ

袖がなく肩と背をおおう衣服
室町時代以後直垂 (ひたたれ) や素襖 (すおう) から変化,袴とともに,小袖の上に着用した。江戸時代には上下 (かみしも) として武士の正式の礼服となった。

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世界大百科事典(旧版)内の肩衣の言及

【裃∥上下】より

…もとは上に着る衣と下にはく袴,つまり上下2部で1具をなす衣服をいい,ふつう〈何色の上下〉などというように,衣と袴が共布(ともぎれ)でできている場合をこのように称した(イラスト)。したがって,ただ〈上下〉といった場合は直垂(ひたたれ)でも素襖(すおう),大紋でもいいわけであるが,近世になって肩衣(かたぎぬ)と袴が武士の間で公服として一般に行われるようになると,これが共布でできているものをとくに〈裃〉といった。裃は素襖から両袖を取り除いたような形のもので,その起源に関しては,たとえば足利義満のときに正月元日に合戦が始まったために,参賀に出仕していた人々がその場で素襖の袖や袴をくくり上げたことに始まるというようなことがいくつかいわれているが,いずれも信ずるにたりない。…

※「肩衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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