自由主義(読み)ジユウシュギ(英語表記)liberalism 英語

デジタル大辞泉 「自由主義」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐しゅぎ〔ジイウ‐〕【自由主義】

 
171820
[]  

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精選版 日本国語大辞典 「自由主義」の意味・読み・例文・類語

じゆう‐しゅぎジイウ‥【自由主義】

 

(一)   ( [] liberalism  )
(二) 西
(一)[](1886︿)
(三) 
(一)[](︿1932)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「自由主義」の意味・わかりやすい解説

自由主義
じゆうしゅぎ
liberalism 英語
Liberalismus ドイツ語
libéralisme フランス語


1718

 19350

 

自由主義の登場と本質


1718

 1312151628168917761789

 

 

 調

 ()

 

 13

 1718

 

自由主義と政治的民主主義


18193018321867JS1928

 

 

自由主義的経済思想の修正


調1776姿

 19

 沿1919192923

 使使1870

 

日本の自由主義


()

 

今日の自由主義




 

199019931995

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改訂新版 世界大百科事典 「自由主義」の意味・わかりやすい解説

自由主義 (じゆうしゅぎ)
liberalism


123︿調

191718J.A.

 1919

 18J.1832184621862

 Benjamin Constant de Rebecque1767-1830F.18483A.

 19M.B.20

 19︿

西︿J.S.H.
  

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旺文社世界史事典 三訂版 「自由主義」の解説

自由主義
じゆうしゅぎ
Liberalism

個人の自由を尊重し,国家の干渉を排除しようとする近代市民社会の原理
自由主義はまず封建制度の束縛からの解放,王権の干渉の排除を求める市民階級の政治的イデオロギーとして,言論・信教・出版・契約の自由などの市民的要求の形で現れ,その目的達成の手段として政治的権利の獲得が求められた。イギリスではピューリタン革命と名誉革命をへて議会制・責任内閣制の確立・発展を導く政治理念となり,ロックの人民主権にもとづく革命権の主張により思想的に確立した。ロックの思想はアメリカ独立宣言やフランス革命における人権宣言などにも大きな影響をおよぼした。自由主義は,経済上では商業資本家層の利益擁護のための国家権力の保護干渉に反対して自由放任主義を主張し,イギリスでは19世紀前半に東インド会社の貿易独占権の廃止,穀物法の廃止,航海法の撤廃など,一連の自由貿易政策が実施された。経済上の自由主義を基礎づけたアダム=スミスの経済理論は,こうして産業革命期を契機として19世紀に全面的に実現された。市民革命・産業革命を通じて実現された自由主義は,社会的平等を前提とする個人主義に基礎を置くものであった。その現れとして,居住・移転・職業選択・結婚・財産権・信教・思想・学問・教育・集会・結社・言論・出版などの自由が基本的人権として保障されるに至った。しかし,以上のような自由主義は,ブルジョワ階級の利害を代表する19世紀的資本主義のイデオロギーであって,19世紀末期の独占資本主義の段階においては,労働者階級の政治的自覚の高まりを背景に社会主義的自由の要求と対決し,変質を余儀なくされた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「自由主義」の意味・わかりやすい解説

自由主義
じゆうしゅぎ
liberalism

個人の諸自由を尊重し,封建的共同体の束縛から解放しようとした思想や運動をいう。本格的に開始されたのはルネサンスと宗教改革によって幕をあけた近代生産社会においてであり,宗教改革にみられるように,個人の内面的自由 (信教の自由,良心の自由,思想の自由) を,国家,政府,カトリック,共同体などの自己以外の外在的権威の束縛,圧迫,強制などの侵害から守ろうとしたことから起った。この内面的諸自由は,必然的に外面的自由,すなわち市民的自由として総称される参政権に象徴される政治的自由や,ギルド的諸特権や独占に反対し通商自由の拡大を求め,財産や資本の所有や運用を自由になしうる経済的自由への要求へと広がっていった。これらの諸自由の実現を求め苦闘した集団や階級が新興ブルジョアジーであったため,自由主義はしばしばそのイデオロギーであるとみられた。しかし各個人の諸自由を中核とした社会構造は,その国家形態からみれば,いわゆる消極国家,中性国家,夜警国家などに表象されるように,自由放任を生み,当然弱肉強食の現象を現出させることになり,社会的経済的に実質的な平等を求める広義の社会主義に挑戦されることになった。しかし,20世紀に出現した左右の独裁政治の実態は,自由主義が至上の価値としてきた内面的自由,政治的社会的諸自由などが,政治体制のいかんにかかわらず,普遍的価値があることを容認せしめ,近代西欧社会に主としてはぐくまれてきた自由主義は再評価されている。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「自由主義」の解説

自由主義(じゆうしゅぎ)
liberalism


17()1920退

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百科事典マイペディア 「自由主義」の意味・わかりやすい解説

自由主義【じゆうしゅぎ】

 
19
 

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世界大百科事典(旧版)内の自由主義の言及

【寛容】より


西

 調

【国家】より


使使

【代議制】より


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※「自由主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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