苔虫（読み）コケムシ

デジタル大辞泉 「苔虫」の意味・読み・例文・類語

こけ‐むし【×苔虫】

 
コケムシ綱の触手動物の総称。微小な個体が集まってコケ状・樹枝状・塊状の群体をなし、岩石・海藻などに着生する。海水中にすむものが多い。  

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精選版 日本国語大辞典 「苔虫」の意味・読み・例文・類語

こけ‐むし【苔虫】

 

(一)〘 名詞 〙 触手動物コケムシ綱に属する種類の総称。微小な虫体が多数集まって樹枝状、塊状、平面状などさまざまな形の群体をつくり、石、貝殻、海藻や他の動物などに付着し一見植物のようである。淡水産の少数種を除いたほかはすべて海産で、船底に付着して速力を低下させたり、魚網や有用海藻について害をなすものが多い。
  

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動植物名よみかた辞典　普及版 「苔虫」の解説

苔虫 (コケムシ)

動物。触手動物門の一綱で水にすむ群体性付着動物の総称

苔虫 (コケムシ)

動物。コケムシ科の昆虫の総称

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