越州窯(読み)エッシュウヨウ(英語表記)Yuè zhōu yáo

デジタル大辞泉 「越州窯」の意味・読み・例文・類語

えっしゅう‐よう〔ヱツシウエウ〕【越州窯】

 
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精選版 日本国語大辞典 「越州窯」の意味・読み・例文・類語

えっしゅう‐ようエッシウエウ【越州窯】

 

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改訂新版 世界大百科事典 「越州窯」の意味・わかりやすい解説

越州窯 (えっしゅうよう)
Yuè zhōu yáo


7520100013西1調78910︿111112


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「越州窯」の意味・わかりやすい解説

越州窯
えっしゅうよう
Yue-zhou-yao

 
1930 ( ) 調 () 退  

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「越州窯」の意味・わかりやすい解説

越州窯
えっしゅうよう

中国を代表する青磁窯(せいじよう)の一つ。窯址(ようし)は浙江(せっこう)省北部一帯に広く発見されており、この地方が戦国時代の越(えつ)の国に属するところから越州窯の名が冠せられた。その起源は春秋戦国時代にさかのぼると推測されており、浙江省蕭山(しょうざん)県、紹興県に初期の灰釉陶(かいゆうとう)を焼いた窯が二十数か所確認されている。その後、後漢(ごかん)時代の1世紀になって急速に陶技を高めて、青磁とよびうる磁器を焼造し始め、その窯趾は寧波(ニンポー)市や上虞(じょうぐ)県に発見された。後漢ののち、三国時代を経て西晋(せいしん)時代の3世紀末になると青磁は完熟した。東晋から六朝(りくちょう)後期にかけては作陶は緩やかな下降線をたどって隋唐(ずいとう)時代の低迷期に入る。中唐以後、9世紀になると新生越州窯が台頭し、五代時代には「秘色(ひそく)」と貴ばれた絶妙高雅な青磁が創作されたが、11世紀中葉には青磁造りの主導は浙江省南部におこった竜泉窯にとってかわられた。

[矢部良明]

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百科事典マイペディア 「越州窯」の意味・わかりやすい解説

越州窯【えっしゅうよう】

 

 

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旺文社世界史事典 三訂版 「越州窯」の解説

越州窯
えっしゅうよう

中国の浙江 (せつこう) 省紹興府を中心に産出した陶磁器の総称
唐代におこり,北宋初期まで続いた精巧で華麗な青磁。形も雄麗,刻線文様を特色としている。

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世界大百科事典(旧版)内の越州窯の言及

【古越磁】より

…中国浙江省にひらかれた越州窯のうち,古い時期の製品をさし,具体的には後漢から盛唐にかかる1世紀から8世紀の間につくられた越磁である。後漢の窯は浙江省北部の海岸沿いに,寧波(ニンポー)市,上虞県に発見され,西晋時代になると窯は紹興市,鄞(ぎん)県,余姚(よよう)県,慈渓県,余杭県から江蘇省の宜興市にひろがり,飛躍的に窯が拡散していった。…

【青磁】より


 8︿

【陶磁器】より


西寿寿西

※「越州窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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