青磁(読み)セイジ

デジタル大辞泉 「青磁」の意味・読み・例文・類語

せい‐じ【青磁/青×瓷/青×甆】

 
()  

あお‐じ〔あを‐〕【青磁/青×瓷】

平安時代に焼かれた、緑色のうわぐすりを表面にほどこした陶器。

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精選版 日本国語大辞典 「青磁」の意味・読み・例文・類語

せい‐じ【青磁・青瓷・青

 

(一)   ()()
(一)[](1437)
(二)()(1678)
(三)[]
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「青磁」の意味・わかりやすい解説

青磁
せいじ


()()()()


中国の青磁


14()()()西()()()

 6()()()()12()沿()()()1300()

 ()()()3西()4()()220589()西()581618寿()()

 910西()907978()()()11()()耀()西()13()()()13()()14()16調()()()()


朝鮮・日本その他


10()12()()12()()()1516

 ()14()

 17()()



36 1978

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改訂新版 世界大百科事典 「青磁」の意味・わかりやすい解説

青磁 (せいじ)


西

 14︿13m西

 8︿︿寿西西

 退調︿︿︿︿︿P.David Foundation西耀60cm50cm殿殿

 11︿︿調1213

 1213仿
 
 仿


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百科事典マイペディア 「青磁」の意味・わかりやすい解説

青磁【せいじ】

 
13()耀()
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青磁」の意味・わかりやすい解説

青磁
せいじ

 
 () 耀 ()   

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旺文社世界史事典 三訂版 「青磁」の解説

青磁
せいじ

青緑色または淡黄色の釉 (うわぐすり) をかけた磁器
中国で漢代に作られ,ヴェトナム・朝鮮・日本などに伝来。五代までは浙江 (せつこう) 省の越州窯 (えつしゆうよう) が主産地。宋代には焼造技術が飛躍的に向上し,北宋の河南の汝窯 (じよよう) ,南宋の官窯や竜泉窯 (りゆうせんよう) で産するものは特に有名で,西アジア・ヨーロッパにまで流布した。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「青磁」の解説

青磁(せいじ)


()()()

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防府市歴史用語集 「青磁」の解説

青磁

 石の粉を原料にして形をつくり、鉄を含んだ釉薬[ゆうやく]をかけて焼いた器です。鉄が色を出し、青や緑がかった色になります。

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世界大百科事典(旧版)内の青磁の言及

【古越磁】より

…東晋時代には徳清県に徳清窯がきずかれるが,六朝後期に入ると作陶の停滞下降を反映するように,新窯の発見はない。古越磁は青磁と黒磁とからなり,大半は青磁で占められている。灰を溶媒剤とする青磁は灰釉にふくまれる鉄分が還元焼成されて酸化第二鉄(酸化鉄(III))が酸化第一鉄(酸化鉄(II))となり,美しい青磁釉が生まれる。…

【陶磁器】より

…第3は猿投窯山茶碗窯を母体として12世紀末葉に成立した,中世唯一の施釉陶窯である瀬戸である。瀬戸では前代の中国陶磁模倣の伝統を復活させ,南宋・元・明代の青磁,白磁を写しており,15世紀には美濃にまで拡散した。その製品は各種食器類,調理具,貯蔵容器のほか日常生活用具から仏器にいたるまで,あらゆる面に及んでおり,灰釉,鉄釉に加えて印花文,劃花文,貼付文で器面を飾った多彩な器物が焼かれた。…

※「青磁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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