阿含経(読み)アゴンキョウ

デジタル大辞泉 「阿含経」の意味・読み・例文・類語

あごん‐きょう〔‐キヤウ〕【×含経】

 
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精選版 日本国語大辞典 「阿含経」の意味・読み・例文・類語

あごん‐きょう‥キャウ【阿含経】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あごんぎょう」とも ) =あごん(阿含)
    1. [初出の実例]「花開れば必ず菓を結ぶ、罪を作れば定て果を感ずる也。此の故に阿含経には自業自得果と説き給へり」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
    2. 「あごむ経の鹿の声、鹿野苑(ろくやをん)にぞ聞こゆなる」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿含経」の意味・わかりやすい解説

阿含経
あごんきょう


Āgama()()()()()()215



1981

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿含経」の意味・わかりやすい解説

阿含経
あごんきょう

 
 sutta-piaka vinaya-piaka45 nikāya ()  (1)  Dīgha-nikāya ()  (2)  Majjhima-nikāya (3)  Sayutta-nikāya ()  (4)  Aguttara-nikāya ()  (5)  ()  ()  Khuddaka-nikāya41  

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世界大百科事典(旧版)内の阿含経の言及

【阿含】より

…その後教団の確立にしたがい,教法は《経蔵Sutta‐piṭaka》に,規律は《律蔵Vinaya‐piṭaka》に,それぞれ集大成された。このうち経蔵は,長,中,相応,増支の阿含あるいはニカーヤnikāya(部)に分けられていて,全体を総称して阿含,阿含経という。スリランカ,ミャンマー,タイなどの南方仏教圏で根本聖典として伝承され,上座分別説部という一派が伝えた,パーリ語で書かれた5ニカーヤ(長部,中部,相応部,増支部,小部)が今日まで保存されている。…

※「阿含経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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