デジタル大辞泉 「陽気」の意味・読み・例文・類語 よう‐き〔ヤウ‐〕【陽気】 ﹇名・形動﹈ 1 気候。時候。﹁春らしい陽気になる﹂ 2 万物生成の根本となる二気の一。万物が今まさに生まれ出て、活動しようとする気。陽の気。⇔陰気。 3 気分。雰囲気などがはればれしていること。にぎやかで明るいこと。また、そのさま。﹁陽気を装う﹂﹁天性陽気な人﹂﹁陽気にはしゃぐ﹂⇔陰気。 [派生]ようきさ﹇名﹈ [類語]︵1︶気候・天気・天候・気象・日和・風土・季候・時候・寒暖・寒暑・空・空模様・空合い・風雲/︵3︶明朗・朗らか・明るい・気さく・快活・楽天的・晴れやか・気持ちよい・快い・快(かい)・快感・快楽・心地よい・痛快・小気味よい・爽快・快適・壮快・楽・カンファタブル・すがすがしい・さわやか・清新・清爽・晴れ晴れ・さっぱり・楽しい・うはうは・ほくほく・笑いが止まらない・嬉しい・喜ばしい・欣快・愉快・嬉嬉・欣欣・欣然・満悦・ご機嫌・上機嫌・晴れ晴れしい・ぴちぴち・生き生き・活発・からり・根(ねあ)明(か)・心が躍る・心が弾む・心を躍らせる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「陽気」の意味・読み・例文・類語 よう‐きヤウ‥【陽気】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 中国の易学でいう、万物生成のもととなる陰、陽二つの気の一つ。陽の気。万物のまさに動き出し、また生じようとする気。⇔陰気。 (一)[初出の実例]﹁頼逢二陽気煦一、喜見二更生人一﹂(出典‥経国集︵827︶一一・見滋貞主春日病起︿嵯峨天皇﹀) (二)[その他の文献]︹易経‐乾卦︺ (三)② ( 形動 ) 気分、雰囲気などがあかるく、はればれしいこと。にぎやかなこと。また、そのさま。⇔陰気。 (一)[初出の実例]﹁又そちは、生れつきが、やう気な者で、殿みやへ出ても、物をよふいふと云ほどに﹂(出典‥天理本狂言・財宝︵室町末‐近世初︶) (四)③ 気がうわつくこと。心が落ち着かないこと。 (一)[初出の実例]﹁陽気のやからのほむればとて、神妙(しんべう)の人のそしるには、替がたし﹂(出典‥評判記・難波物語︵1655︶) (五)④ ( ━する ) 愉快に遊興すること。 (一)[初出の実例]﹁けふの紋日になじみの女郎がさしあふゆへ、一日切の陽気(ヨウキ)する男なるべし﹂(出典‥浮世草子・好色万金丹︵1694︶一) (六)⑤ 時候。寒暖。気候。 (一)[初出の実例]﹁順気のよしあしを陽気がよい悪ひと云﹂(出典‥随筆・皇都午睡︵1850︶三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「陽気」の読み・字形・画数・意味 【陽気】よう(やう)き 万物を生じ、育成する気。春の気。︹朱子語類、学二、為学の法を総論す︺陽氣の發する、金石も亦た(とほ)る。一たび到らば、何事からざらん。 字通﹁陽﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「陽気」の解説 ようき【陽気】 鳥取の日本酒。仕込み水は千代(せんだい)川の伏流水。蔵元の﹁陽気酒造﹂は明治元年(1868)創業。所在地は鳥取市河原町長瀬。 ようき︻陽気︼ 熊本の日本酒。蔵元の﹁山都酒造﹂は文政4年(1821)創業。所在地は上益城郡山都町浜町。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報