雪駄(読み)セッタ

デジタル大辞泉 「雪駄」の意味・読み・例文・類語

せっ‐た【雪駄/雪踏】

 
()()湿()()
[]  

せち‐だ【雪駄】

せった(雪駄)」に同じ。
「―にやいとすゑし盧地ろぢ口/季吟」〈紅梅千句

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精選版 日本国語大辞典 「雪駄」の意味・読み・例文・類語

せっ‐た【雪駄・雪踏】

 

(一)   (  ) 湿祿()
(一)[]()(1650)
(二)()禿(1688)




せち‐だ【雪駄】

  1. 〘 名詞 〙せった(雪駄)〔かた言(1650)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「雪駄」の意味・わかりやすい解説

雪駄 (せった)


16381684-88西西3

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「雪駄」の意味・わかりやすい解説

雪駄
せった


()湿湿()()()

 ()()()()()殿()使()()

 

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百科事典マイペディア 「雪駄」の意味・わかりやすい解説

雪駄【せった】

雪踏とも書く。竹皮草履(ぞうり)の裏に獣皮をはって表に水気がしみとおらぬようにしたもの。千利休の考案ともいわれるが,平安時代にはすでに用いられている。耐久性があるため江戸初期以来普及し,かかとに金物を打った鋲(びょう)打雪駄など各種の雪駄が作られた。
→関連項目草履

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雪駄」の意味・わかりやすい解説

雪駄
せった

雪踏とも書く。草履の一種。竹の皮で編んだ表に,牛皮の裏を張りつけたはきもの。千利休が,雪の日に歩くとき,水気がしみ通らないように牛皮をつけたことに始るという。踵に尻鉄を打った切回し雪駄は,江戸時代に侠客などが歩くと音がするのを好んではきはじめ,流行したという。

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