雲峰（読み）うんぽう

精選版 日本国語大辞典 「雲峰」の意味・読み・例文・類語

うん‐ぽう【雲峰】

 

(一)〘 名詞 〙
 (二)① 雲がかかっている高い山の頂。雲の中に突き出た峰。うんぷう。
(一)[初出の実例]﹁撃レ磬雲峯裡。暮春不レ退レ寒﹂(出典‥文華秀麗集︵818︶中・和光法師遊東山之作︿嵯峨天皇﹀)
 (二)[その他の文献]︹王維‐過香積寺詩︺
 (三)② 夏の空に雲が立ちこめて峰のように見えるもの。
(一)[初出の実例]﹁雲峯渺渺已為レ鄰、影入二夏池一気色新﹂(出典‥江吏部集︵1010‐11頃︶上・五月五日陪内相府池亭、同賦雲峯入夏池詩)
 (二)[その他の文献]︹杜甫‐対雨書懐詩︺
  

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲峰」の解説

雲峰 うんぽう

⇒居初雲峰(いそめ-うんぽう)

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百科事典マイペディア 「雲峰」の意味・わかりやすい解説

雲峰【うんぽう】

朝鮮民主主義人民共和国，慈江道慈城郡の鴨緑江中流にある，雲峰労働者区。雲峰水力発電所があり，鉄道雲峰線（満浦〜雲峰）の終点。

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