デジタル大辞泉 「風格」の意味・読み・例文・類語 ふう‐かく【風格】 1その人の容姿や態度などに現れる品格。﹁大(たい)人(じん)の風格﹂ 2 味わい。趣。﹁風格のある文章﹂ [類語]︵1︶品・品位・品格・気品・格調・沽券・正格・公式・正則・正統・正調・本式・本格的・正規・正式・格式・公(おおやけ)・公的・正しい・本物・儀礼・礼法・礼式・礼儀・風儀・作法・よそ行き・格式張る・折り目正しい・フォーマル・気位・本格・本筋・まっとう・正道・本道・本流・主流・中正・至当・合理的・合法的・押しも押されもせぬ・れっきと・ちゃんと・是(ぜ)・まとも・道理・道理至極・腰を入れる・本腰・本腰を入れる・レギュラー・オーソドックス・プロパー/︵2︶趣(おもむき)・風情・気韻・風韻・幽玄・気分・興味・内容・興趣・情趣・情調・情緒・風趣・余情・余韻・詩情・詩的・味わい・滋味・醍(だい)醐(ご)味(み)・妙味・雅味・物の哀れ・ポエジー・ポエティック・ポエジー・ポエトリー・ロマンチック・メルヘンチック・リリカル・センチメンタル・ファンタジック・ファンタスティック・幻想的・夢幻的・神秘的・ドリーミー・感傷的 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「風格」の意味・読み・例文・類語 ふう‐かく【風格】 (一)〘 名詞 〙 (二)① その人の風采と品格。ひとがら。人品。 (一)[初出の実例]﹁雪清詩思照二春庭一、風格孤高逼二紫冥一﹂(出典‥真愚稿︵1422頃か︶丁酉正月次有章侍者試筆之韻) (二)﹁大臣の風格を備へてゐる﹂(出典‥家族会議︵1935︶︿横光利一﹀) (三)[その他の文献]︹晉書‐和嶠伝︺ (三)② 味わい。独特のおもむき。風趣。 (一)[初出の実例]﹁漢学者らしい風格の、上手な字で﹂(出典‥或る女︵1919︶︿有島武郎﹀前) (二)[その他の文献]︹顔氏家訓‐文章︺ (四)③ 風俗。風習。 (一)[初出の実例]﹁後世の風格︵︿注﹀フウゾク︶を模造するものとなるべし﹂(出典‥西国立志編︵1870‐71︶︿中村正直訳﹀一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「風格」の読み・字形・画数・意味 【風格】ふうかく ひとがら。品格。︹顔氏家訓、文章︺古人の、宏材氣、體度風格り。今を去ること實にし。 字通﹁風﹂の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報