高平=ルート協定(読み)たかひら=ルートきょうてい(英語表記)Root-Takahira Agreement

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高平=ルート協定」の意味・わかりやすい解説

高平=ルート協定
たかひら=ルートきょうてい
Root-Takahira Agreement

 
19081130使 E.  

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百科事典マイペディア 「高平=ルート協定」の意味・わかりやすい解説

高平=ルート協定【たかひらルートきょうてい】

日露戦争後の太平洋方面での現状維持と,清国における商工業の機会均等主義の擁護目的とした日米間の協定。1908年11月駐米大使高平小五郎と国務長官ルートとの交換公文で成立。

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世界大百科事典(旧版)内の高平=ルート協定の言及

【ルート】より

…ニューヨークで弁護士開業後,陸軍長官(1899‐1904)として陸軍の近代化に貢献。1905年セオドア・ローズベルト政権下の国務長官(1905‐09)に任命され,中国における門戸開放と太平洋における現状維持を確認した〈高平=ルート協定〉(1908)を日本との間に締結した。09‐15年ニューヨーク州選出上院議員となり,10年ハーグ国際仲裁裁判所判事にも就任。…

※「高平=ルート協定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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