(読み)マス

デジタル大辞泉 「鱒」の意味・読み・例文・類語

ます【×鱒】

 
 ()()()()
[]
[]  
 

 
︿Die Forelle
1817調CFD
18194  

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精選版 日本国語大辞典 「鱒」の意味・読み・例文・類語

ます【鱒】

 

(一)[1]      
(一)[]()(733)
(二)[2] ( [] Die Forelle )
(一)[  ] 
(二)[  ] 調[  ][  ]使
 

なな‐こ【鱒】

  1. 〘 名詞 〙 魚「ます(鱒)」の異名。〔観智院本名義抄(1241)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「鱒」の意味・わかりやすい解説


ます
Die Forelle

シューベルト作曲の歌曲。1817年作曲(D550)。ロマン派の叙情詩人シューバルトの詩に基づく。清流をマスが泳いでゆくのを岸に立って眺めていると、釣り師が現れ、そのマスをねらう。水が清らかなうちは針にかかるまいと思われたが、釣り師はわざと川の水を濁し、マスは釣り上げられてしまうという内容。自然への賛美と自由へのあこがれを込めたこの作品は三節からなり、水の流れを模した軽やかなピアノ伴奏にのって歌われるが、最終節では魚が釣り上げられるようすの描写に劇的な表現もみられる。2年後に作曲したピアノ五重奏曲(D667)の第四楽章で、シューベルトはこの歌曲の旋律を変奏曲の主題として用いており、そのためこの五重奏曲も「鱒」の名で親しまれている。

[三宅幸夫]

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デジタル大辞泉プラス 「鱒」の解説

オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトの歌曲D550(1817)、原題《Die Forelle》。また、ピアノ五重奏曲D667(1819)は第4楽章が同歌曲を主題とすることから、作品全体の副題として『鱒』の名が用いられる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「鱒」の解説

鱒 (マス)

学名:Salmo milktschitsch
動物。サケ科の遡河性魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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