黒板勝美(読み)クロイタカツミ

デジタル大辞泉 「黒板勝美」の意味・読み・例文・類語

くろいた‐かつみ【黒板勝美】

 
18741946  

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精選版 日本国語大辞典 「黒板勝美」の意味・読み・例文・類語

くろいた‐かつみ【黒板勝美】

 

(一)
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒板勝美」の意味・わかりやすい解説

黒板勝美
くろいたかつみ
(1874―1946)


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改訂新版 世界大百科事典 「黒板勝美」の意味・わかりやすい解説

黒板勝美 (くろいたかつみ)
生没年:1874-1946(明治7-昭和21)

歴史学者。号は虚心。長崎県に生まれる。1896年東京帝国大学文科大学を卒業し,同大学院に入り,同時に史料編纂掛嘱託となる。1902年東大文科大学講師(1919年教授)となり,古文書学の講義をし,研究を続け,日本の古文書学を確立した。29年から《新訂増補国史大系》(全64巻)の校訂出版に着手した。その後,日本古文化研究所長,史学会理事など多くの要職につき,文化財の保存や日本史学の発展に尽力した。また,日本でのエスペラントの開拓者としても著名である。著書には《国史の研究》(1908)のほか,《虚心文集》(全8巻)がある。
執筆者:

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百科事典マイペディア 「黒板勝美」の意味・わかりやすい解説

黒板勝美【くろいたかつみ】

 
()19191929
 

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「黒板勝美」の解説

黒板勝美
くろいたかつみ


1874.9.31946.12.21

調

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒板勝美」の意味・わかりやすい解説

黒板勝美
くろいたかつみ

 
[]1874.9.3. 
[]1946.12.21. 
 18967 1919 (1903)   

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒板勝美」の解説

黒板勝美 くろいた-かつみ

1874-1946 明治-昭和時代の歴史学者。
明治7年9月3日生まれ。東京帝大の史料編纂(へんさん)員をへて大正8年教授。日本の古文書学を確立する。国宝保存会委員や日本古文化研究所長をつとめ,文化財,史跡の保存につくした。エスペラントの紹介者でもある。昭和21年12月21日死去。73歳。長崎県出身。帝国大学卒。号は虚心。著作に「国史の研究」「虚心文集」など。

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世界大百科事典(旧版)内の黒板勝美の言及

【国史大系】より

…国史の大きな系(たていと)にしたいという意気込みで,新造語〈大系〉を書名につけた。田口は,予約募集当初,通行本を翻刻しただけの簡便な出版を考えていたが,大学を卒業したばかりの黒板勝美の意見を入れ,厳密な校訂を施すことにし,その実務を黒板にあたらせた。刊行後,黒板は新しい書目を加え《新訂増補国史大系》60巻・別巻2巻(66冊)を編修刊行した(1929‐64)。…

※「黒板勝美」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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