50年前は4000kmあった北海道の鉄道、いまは2500kmに 「維持困難」でさらに半減か
2016年、﹁単独では維持困難な線区﹂を公表する方針のJR北海道。もしそれら線区が廃止されると、JR北海道の路線は営業キロが現在の半分近くになる計算です。いま、厳しい状況に置かれている北海道の鉄道網ですが、およそ半世紀前は現在と大きく異なっていました。
50年前は約4000kmあった北海道の鉄道網
JR北海道が2016年7月、﹁単独では維持が困難な線区﹂をのちに公表し、沿線の自治体などと今後のあり方を協議する方針であることを発表しました。 現在、JR北海道の路線延長は2500kmほどありますが、今年12月には留萌本線の留萌~増毛間16.7kmが廃止される予定。また石勝線の新夕張~夕張間16.1kmも、地元の夕張市が廃止に合意しています。![Large 161027 hokkaidorail 01](https://contents.trafficnews.jp/image/000/005/842/large_161027_hokkaidorail_01.jpg)
このように徐々に縮みつつある北海道の鉄道網ですが、いまからおよそ50年前、東海道新幹線が東京~新大阪間で開通した1964(昭和39)年には、約4000kmの線路が北海道に張り巡らされていました。
それだけあった線路を走っていた大半は、たぶん貨物列車だよね。
何月ベースで路線図を作ったか知りませんが、1964年の10月開業だから抜け落ちたんじゃないかな?
石炭の為の路線も多かったはず。九州北部も炭鉱路線は消えてった。
北海道の場合は人口分布や距離の他にも、自然環境が厳しい。たぶん車両も軌道も建物も極寒地対応で、他地域よりも手間もコストも余計にかかるのではないかな。
だからと言ってそれらをケチって色々トラブらせたのは、余計に維持困難な路線を増やしてしまったようにも思う。
北海道の鉄道は敷設コスト安かったからねー(囚人の役務として鉄道や道路の敷設作業をやらせていた)
鉱業・林業の衰退、モータリゼーション、人口減少・・・
残念だけどどれも時代の流れだよねえ だれが悪いというわけでもなく
今の北海道には何千キロもの路線網は見合わなくなってしまった
もし、こうなったら農産物の貨物輸送はどうなるんだ。
JR貨物との協議して、ここまで減る事は無いと思うけどな
逆に今までの路線が多すぎたと考えるべきでしょう
北海道が人口500万の国家だったらこれだけの鉄道路線が敷かれていただろうか?
アイルランドが気候条件・人口とも似てますね
ちなみにアイルランド国鉄の総延長は約2000km
ただヨーロッパ他国と鉄道でつながっていないので貨物輸送依存はこっちのほうが低いかも