組織・職員・予算
国立国会図書館は、立法府である国会に属しています。衆・参両議院の議長は、両議院の議院運営委員会と協議の後、国会の承認を得て国立国会図書館長を任命します。また、運営に必要な諸規程や予算については、両議院の議院運営委員会による審査と承認を受けることになっています。
館長、副館長を含む職員の定員は888名︵平成28年4月現在。行政・司法各部門の支部図書館の職員は除く︶。一般の職員は、公開の試験によって採用されます。
国立国会図書館の組織は、中央の図書館と支部図書館で構成されています。中央の図書館には総務部、調査及び立法考査局、収集書誌部、利用者サービス部、電子情報部、関西館が含まれます。支部図書館には国際子ども図書館と、行政・司法各部門に設置された支部図書館27館︵内閣府図書館、最高裁判所図書館など︶が含まれます。
国立国会図書館の管理運営に要する経費は、すべて国費によってまかなわれています。平成28年度の当初予算は、施設整備などの工事関係の経費を除いて、約181億3,000万円。そのうち資料に関わる経費は約23億3,000万円です。