上野桜木
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上野桜木 Uenosakuragi | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 台東区 |
地域 | 下谷地域 |
人口 | |
• 合計 | 2,245人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
110-0002 |
上野桜木︵うえのさくらぎ︶は、東京都台東区の地名で、旧下谷区にあたる下谷地域内である。
概要
台東区の高台に位置する閑静な住宅地で、上野台とその東側山麓に広がっている。町域東端部は、JRの線路に接している。 町内は、寛永寺の広大な敷地が広がり、他に住居や商店、寺院などが建ち並ぶ。地理
下谷地域の北部に位置する。歴史
かつては下谷桜木町と呼ばれており、上野台部分の町は上野花園町から独立したエリアである。多数の寺院と共に、江戸時代の町割り、道割りの上に明治から昭和にかけての建物が混在しており、歴史的重層性のある景観を作りだしている。地名の通り桜も多く、同町や上野公園の桜は、樹齢を重ねたものが多く一本一本が独特の形をしており、綺麗な桜並木を見ることができる。 町内にある寛永寺は、寛永2年(1625年)徳川3代将軍徳川家光の治世に建てられた。寛永寺は徳川家の菩提寺として知られ、都内を代表する寺院として知られている。寛永寺には、徳川家の墓所として6人の将軍の霊廟がある。また、大慈院は徳川慶喜が謹慎していた場所である。寛永寺域であったことから、その子院が数多くあった。言問通り沿いに、かつては鶯谷駅との乗り換えが便利な京成の寛永寺坂駅があった。 かつては川端康成も居をかまえていた[2]。妻の川端秀子は、川端が一高時代に上野桜木町の貸間の広告を見て、現場までわざわざ見に行ったことを記した日記に触れ、﹁︵川端にとって︶桜木町というのはその時以来憧れの町だった﹂と語っている[2]。施設
- 台東区立上野中学校
- 東京芸術大学 体育館 - 本部所在地は上野公園に所在。
- 寛永寺幼稚園
- 警視庁台東少年センター
観光
- 下町風俗資料館付設展示場
- 日展会館
- 日展新会館
交通
脚注
- ^ 住民基本台帳による町丁名別世帯人口数 台東区
- ^ a b 「第一章 出会い」(秀子 1983, pp. 5–44)