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==富田木歩の生い立ち==


== 生涯 ==

=== 生い立ち ===


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「母親のみ禰は無学の上に、酒と[[花札]]と[[不動尊|不動明王]]詣を生き甲斐としている働きのない女だった。毎月、木歩を背負って富田家の菩提寺である向島[[最勝寺 (江戸川区)]](さいしょうじ)の目黄(めぎ)不動尊へお詣りに通ってはくれても、小学校へ負ぶって通わせようなどとは思いつきもしなかった。」<ref>吉屋信子著「底のぬけた柄杓-憂愁の俳人たち-『墨堤に消ゆ』(富田木歩)」朝日新聞社、1979年6月、p.36</ref>

「母親のみ禰は無学の上に、酒と[[花札]]と[[不動尊|不動明王]]詣を生き甲斐としている働きのない女だった。毎月、木歩を背負って富田家の菩提寺である向島[[最勝寺 (江戸川区)]](さいしょうじ)の目黄(めぎ)不動尊へお詣りに通ってはくれても、小学校へ負ぶって通わせようなどとは思いつきもしなかった。」<ref>吉屋信子著「底のぬけた柄杓-憂愁の俳人たち-『墨堤に消ゆ』(富田木歩)」朝日新聞社、1979年6月、p.36</ref>



==少年期==

=== 少年期 ===


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家業は兄金太郎が継いだが、一向に暮らしは立たず、小梅町の店をたたみ、母と弟妹を連れて本所仲之郷の小店に引越し、そこで再び鰻屋「大和屋」の暖簾を掲げた。金太郎は浅草の馬肉料理屋の中居をしていた、身寄りもない梅代と結婚した。梅代は片足が不自由だった。

家業は兄金太郎が継いだが、一向に暮らしは立たず、小梅町の店をたたみ、母と弟妹を連れて本所仲之郷の小店に引越し、そこで再び鰻屋「大和屋」の暖簾を掲げた。金太郎は浅草の馬肉料理屋の中居をしていた、身寄りもない梅代と結婚した。梅代は片足が不自由だった。




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木歩は、はじめ「石楠(しゃくなげ)」主宰の[[臼田亞浪]]が選をする「[[やまと新聞]]」俳壇に投句し入選をつづけ、1914年(大正3年)「[[ホトトギス (雑誌)|ホトトギス]]」8月号の、投句資格が初めて句作する人に限られた「俳句の作りやう」欄に吟波の名で投句した、「朝顔や女俳人の垣穂より」の一句が「少年吟波」の名で初入選した。[[原石鼎]]は忙しい中を再三指導に来てくれた。三度の食事を二度にしなければならないような、放浪困窮の生活を味わってきた石鼎は、吟波の家の貧しさにもそう違和感を抱かずに、来てくれるのだった。しかし、石鼎はあまりにも芸術家的であり、放浪型の天才肌のそのタイプには、吟波にはなじめない何かがあったのである。」<ref name="hanada54">花田春兆著「鬼気の人-俳人富田木歩の生涯」こずえ社、1975年、p.54</ref> その後、原石鼎から遠ざかり「ホトトギス」からも離れた。

木歩は、はじめ「石楠(しゃくなげ)」主宰の[[臼田亞浪]]が選をする「[[やまと新聞]]」俳壇に投句し入選をつづけ、1914年(大正3年)「[[ホトトギス (雑誌)|ホトトギス]]」8月号の、投句資格が初めて句作する人に限られた「俳句の作りやう」欄に吟波の名で投句した、「朝顔や女俳人の垣穂より」の一句が「少年吟波」の名で初入選した。[[原石鼎]]は忙しい中を再三指導に来てくれた。三度の食事を二度にしなければならないような、放浪困窮の生活を味わってきた石鼎は、吟波の家の貧しさにもそう違和感を抱かずに、来てくれるのだった。しかし、石鼎はあまりにも芸術家的であり、放浪型の天才肌のそのタイプには、吟波にはなじめない何かがあったのである。」<ref name="hanada54">花田春兆著「鬼気の人-俳人富田木歩の生涯」こずえ社、1975年、p.54</ref> その後、原石鼎から遠ざかり「ホトトギス」からも離れた。



==青年期==

=== 青年期 ===


19154

19154


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木歩の置かれた苛酷な境遇と、純真な才能溢れる青年像、これは生涯の友となる声風にも驚きであった。

木歩の置かれた苛酷な境遇と、純真な才能溢れる青年像、これは生涯の友となる声風にも驚きであった。



==木歩と声風の出会い==

=== 木歩と声風の出会い ===

1917年(大正6年)当時20歳の新井声風は[[慶應義塾大学]]の理財科(後の経済学部)の学生であり、父は浅草で映画常設館を営む事業家、市会議員でもあった。声風は、「やまと新聞」の俳句欄を通じて知った「石楠(しゃくなげ)」の臼田亞浪を師としていた。さらに個人誌「茜」を創刊したばかりであった。声風は、悲惨な境遇にありながら、清新な句を詠む同門の吟波に前々から興味を抱いていた。

1917年(大正6年)当時20歳の新井声風は[[慶應義塾大学]]の理財科(後の経済学部)の学生であり、父は浅草で映画常設館を営む事業家、市会議員でもあった。声風は、「やまと新聞」の俳句欄を通じて知った「石楠(しゃくなげ)」の臼田亞浪を師としていた。さらに個人誌「茜」を創刊したばかりであった。声風は、悲惨な境遇にありながら、清新な句を詠む同門の吟波に前々から興味を抱いていた。



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浅井意外は「ホトトギス」の[[村上鬼城]]の信奉者であり、耳疾の鬼城と似通った境遇の木歩に力添えしてくれた。「山鳩」の雑詠選句は鬼城が担当しており、その縁で木歩の名前はホトトギス系の俳人にも次第に知られるようになった。

浅井意外は「ホトトギス」の[[村上鬼城]]の信奉者であり、耳疾の鬼城と似通った境遇の木歩に力添えしてくれた。「山鳩」の雑詠選句は鬼城が担当しており、その縁で木歩の名前はホトトギス系の俳人にも次第に知られるようになった。

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弟妹につづく母の死、自らの病苦、こういう中で、声風はじめ俳句の友人は木歩を慰めようと7月、一夜の舟遊びを仕立ててくれた。参加者は木歩、声風、種茅、一仏、不一、松雄、静子、小鈴とその朋輩だった。芸妓を乗せての賑やかな船遊び。太鼓や三味線の音や、さざめく声を響かせて暗い夜の川面を屋形船の灯が過ぎていった。小松島近くでは亡き波王を偲び、手を合わせ、悼句を詠んだ短冊を流し、波王の霊を慰めた。小康状態の木歩にとって唯一の豪勢な経験だった。しかし、遂に最も苛酷な運命の日が、木歩と声風の上に襲いかかった。

弟妹につづく母の死、自らの病苦、こういう中で、声風はじめ俳句の友人は木歩を慰めようと7月、一夜の舟遊びを仕立ててくれた。参加者は木歩、声風、種茅、一仏、不一、松雄、静子、小鈴とその朋輩だった。芸妓を乗せての賑やかな船遊び。太鼓や三味線の音や、さざめく声を響かせて暗い夜の川面を屋形船の灯が過ぎていった。小松島近くでは亡き波王を偲び、手を合わせ、悼句を詠んだ短冊を流し、波王の霊を慰めた。小康状態の木歩にとって唯一の豪勢な経験だった。しかし、遂に最も苛酷な運命の日が、木歩と声風の上に襲いかかった。



==関東大震災==

=== 関東大震災と木歩死去 ===


192312911158

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声風は引返して、再び土手の上を探し求めた。人混みの桜の木の下にゴザを敷いて木歩がいた。妹の静子や「新松葉」の半玉など三人ほどが囲んでいたが、女手ばかりでどうする手立てもなかった。

声風は引返して、再び土手の上を探し求めた。人混みの桜の木の下にゴザを敷いて木歩がいた。妹の静子や「新松葉」の半玉など三人ほどが囲んでいたが、女手ばかりでどうする手立てもなかった。

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辿<ref>  197510p.235-237</ref> 26

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==震災後の声風==

=== 震災後の声風 ===

震災から8日目に[[市川市|市川]]の兄の家に辿りついた。隅田川の亡骸は伝馬船に引き上げられて火葬された。生き残った木歩の兄や姉妹たちがその火葬の灰のひと握りを求めて、その十月に富田家父祖の菩提寺小松川[[最勝寺 (江戸川区)|最勝寺]]の墓に埋めた。戒名「震外木歩信士」。

震災から8日目に[[市川市|市川]]の兄の家に辿りついた。隅田川の亡骸は伝馬船に引き上げられて火葬された。生き残った木歩の兄や姉妹たちがその火葬の灰のひと握りを求めて、その十月に富田家父祖の菩提寺小松川[[最勝寺 (江戸川区)|最勝寺]]の墓に埋めた。戒名「震外木歩信士」。



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[[]]2[[|]] 60914 

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1989年(平成元年)3月に、富田木歩終焉の地である枕橋近くに、「かそくも咽喉(のど)鳴る妹よ鳳仙花 木歩」との句碑が墨田区によって建立された。

1989年(平成元年)3月に、富田木歩終焉の地である枕橋近くに、「かそくも咽喉(のど)鳴る妹よ鳳仙花 木歩」との句碑が墨田区によって建立された。



声風亡き後も、木歩を偲ぶ会と、追善法要並びに追悼句会は、毎年、命日の9月1日前後の日曜日に、最勝寺の住職や地域の俳人によって小松川の最勝寺で催されている。

声風亡き後も、木歩を偲ぶ会と、追善法要並びに追悼句会は、毎年、命日の9月1日前後の日曜日に、最勝寺の住職や地域の俳人によって小松川の最勝寺で催されている。



== 作品 ==

==木歩と俳誌「ホトトギス」==

=== 木歩と俳誌「ホトトギス」 ===

「ホトトギス」に掲載された木歩(当時の号は吟波)の句。

「ホトトギス」に掲載された木歩(当時の号は吟波)の句。

*朝顔や女俳人の垣穂より 少年吟波(1914年(大正3年)8月号の「俳句の作りやう」欄 初入選)  

*朝顔や女俳人の垣穂より 少年吟波(1914年(大正3年)8月号の「俳句の作りやう」欄 初入選)  

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当時はよくこのように、少年とか、十二歳とか、少年であることを注書する例が多く見られた。

当時はよくこのように、少年とか、十二歳とか、少年であることを注書する例が多く見られた。



==木歩七〇句==

=== 木歩七〇句 ===

(花田春兆選)<ref> 花田春兆著「鬼気の人 俳人富田木歩の生涯」1975年10月、発行こずえ社。『木歩七〇句』p242-255</ref>

(花田春兆選)<ref> 花田春兆著「鬼気の人 俳人富田木歩の生涯」1975年10月、発行こずえ社。『木歩七〇句』p242-255</ref>



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''夜釣りの灯なつかしく水の闇を過ぐ''}}

''夜釣りの灯なつかしく水の闇を過ぐ''}}



==木歩・俳句の評価==

== 評価 ==


* 125[[|]]12[[]]20[[]][[]]

* 125[[|]]12[[]]20[[]][[]]

*『境遇への同情の心を傾けるより先に、彼の句の清純さは、われわれの襟を正さしめる。彼の短命は悲しむべきだが、己を生かしきったことは偉とすべきだ』([[大野林火]]「近代俳句の鑑賞と批評」より)

*『境遇への同情の心を傾けるより先に、彼の句の清純さは、われわれの襟を正さしめる。彼の短命は悲しむべきだが、己を生かしきったことは偉とすべきだ』([[大野林火]]「近代俳句の鑑賞と批評」より)


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==富田木歩著・新井声風編・著作==

== 著作 ==

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=木歩句集 |date=1934-09 |publisher=素人社書屋 |series=現代俳句叢書 外篇 |id={{全国書誌番号|46086846}} |ncid=BA33256819}}

* 「木歩文集」富田木歩(著) 新井声風編、素人社書屋、1934年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=木歩文集 |date=1934-12 |publisher=素人社書屋 |id={{全国書誌番号|47020106}} |ncid=BA33256819}}

* 「富田木歩全集」 富田木歩(著) 新井 声風編、素人社書屋、1935年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=富田木歩全集 |date=1935-09 |publisher=素人社書屋 |id={{全国書誌番号|47012592}} |ncid=BA45909512}}

* 「定本木歩句集」富田木歩(著) 新井声風編、交蘭社、1938年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=定本木歩句集 |date=1938-08 |publisher=交蘭社 |id={{全国書誌番号|46074509}} |ncid=BA78817533}}

* 「決定版富田木歩全集」富田木歩(著) 新井声風編、世界文庫、1964年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編著 |title=現代俳人鈔 |volume=第1集 |date=1964-12 |publisher=俳句研究社 |series=現代俳句と評論・随想シリーズ |id={{全国書誌番号|65000417}} |ncid=BN13483194}}

* 「富田木歩句集」 富田木歩(著) 新井声風編著、世界文庫、1966年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=決定版 富田木歩全集 |date=1964-12 |publisher=世界文庫 |id={{全国書誌番号|65009480}} |ncid=BN13483026}}

* 「現代俳人抄」現代俳人鈔〈第1集〉新井声風編、現代俳句と評論・随想シリーズ、1964年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=富田木歩句集 |date=1966-02 |publisher=世界文庫 |series=世界文庫 1 |id={{全国書誌番号|66003921}} |ncid=BN15065719}}

* 「すみだ川明治以降物故俳人伝」新井声風著、あかね社、1932年。

* {{Cite book |和書 |editor=新井声風編 |title=富田木歩文集 |date=1966-08 |publisher=世界文庫 |series=世界文庫 2 |id={{全国書誌番号|67007816}} |ncid=BN13483922}}

* 「俳壇目安箱」新井声風著、交蘭社、1935年。

* {{Cite book |和書 |title=日本詩人全集 |volume=30 |date=1969-05 |publisher=[[新潮社]] |id={{全国書誌番号|75029189}} |ncid=BN02597034}}

* 「すみだ川 声風句集」 新井声風著、あかね社、1933年

* {{Cite book |和書 |title=現代俳句集成 |volume=第4巻 |date=1982-03 |publisher=[[河出書房新社]] |id={{全国書誌番号|82026651}} |ncid=BN00369436}}

* {{Cite book |和書 |editor=[[小沢信男]]編 |title=松倉米吉・富田木歩・鶴彬 |date=2002-08 |publisher=イー・ディー・アイ |series=EDI叢書 9 |id={{全国書誌番号|20312500}} |ncid=BA58718550}}



==参考資料==

== 脚注 ==

{{脚注ヘルプ}}

*花田春兆著「鬼気の人-俳人富田木歩の生涯」こずえ社、1975年。

*加藤謙次著「小説富田木歩」世界文庫、1966年1月。

*上田都史著「小説富田木歩」永田書房、1978年5月。

*江宮隆之著「凍てる指」河出書房新社、1992年4月。ISBN-13:978-4309007557

*吉屋信子著「底のぬけた柄杓-憂愁の俳人たち-『墨堤に消ゆ』(富田木歩)」朝日新聞社、1979年6月。

*福永法弘著「夢に見れば死もなつかしや 小説・木歩と声風」角川学芸出版、2007年1月。


==脚注==

<references />

<references />


== 参考資料 ==

* 花田春兆著「鬼気の人-俳人富田木歩の生涯」こずえ社、1975年。

* 加藤謙次著「小説富田木歩」世界文庫、1966年1月。

* 上田都史著「小説富田木歩」永田書房、1978年5月。

* 江宮隆之著「凍てる指」河出書房新社、1992年4月。ISBN 978-4309007557

* 吉屋信子著「底のぬけた柄杓-憂愁の俳人たち-『墨堤に消ゆ』(富田木歩)」朝日新聞社、1979年6月。

* {{cite book|和書|author=墨田区教育委員会事務局生涯学習課文化財担当編集|title=文化財ニュース第1号〜第37号|publisher=[[墨田区]]教育委員会|pages=第1号|year=2003|isbn=|ref={{sfnref|文化財ニュース|2003}}}}

* 福永法弘著「夢に見れば死もなつかしや 小説・木歩と声風」角川学芸出版、2007年1月。



== 外部リンク ==

* {{Kotobank|富田木歩}}

* {{Kotobank|富田 木歩}}

* {{青空文庫著作者|677|富田 木歩}}

* [http://visit-sumida.jp/spot/6097/ 富田木歩終えんの地] | 一般社団法人 墨田区観光協会【本物が生きる街 すみだ観光サイト】


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{{DEFAULTSORT:とみた もつほ}}

{{DEFAULTSORT:とみた もつほ}}

[[Category:俳人]]

[[Category:20世紀日本の俳人]]

[[Category:結核に罹患した人物]]

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[[Category:関東大震災で死亡した人物]]

[[Category:対麻痺を持つ人物]]

[[Category:東京都出身の人物]]

[[Category:東京都出身の人物]]

[[Category:火災で死亡した人物]]

[[Category:関東大震災で死亡した人物]]

[[Category:1923年没]]<!--1923年没を含む-->

[[Category:1897年生]]

[[Category:1897年生]]


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(一)^ ab 2003, p. 1.

(二)^ 19796p35

(三)^ 19796p.36

(四)^ ab1975p.54

(五)^  19796p.39

(六)^  197510p.241

(七)^  197510p.221

(八)^  197510p.235-237

(九)^  19796p.52

(十)^  197510242-255

[]


1975

19661

19785

19924ISBN 978-4309007557

19796

13720031 

 20071



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