犀潟駅
犀潟駅 | |
---|---|
駅舎(2021年9月) | |
さいがた Saigata | |
所在地 |
新潟県上越市大潟区犀潟[1]600番地1 北緯37度12分37.18秒 東経138度18分18.75秒 / 北緯37.2103278度 東経138.3052083度座標: 北緯37度12分37.18秒 東経138度18分18.75秒 / 北緯37.2103278度 東経138.3052083度 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) 北越急行 |
電報略号 | サタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]604人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)5月13日[1][2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■信越本線(JR東日本) |
キロ程 | 7.1 km(直江津起点) |
◄黒井 (4.4 km) (2.3 km) 土底浜► | |
所属路線 | ■北越急行ほくほく線 |
キロ程 | 59.5 km(六日町起点) |
◄くびき (5.9 km) (- km) (黒井)*► | |
備考 |
共同使用駅(JR東日本の管轄駅) 業務委託駅 |
犀潟駅︵さいがたえき︶は、新潟県上越市大潟区犀潟にある、東日本旅客鉄道︵JR東日本︶・北越急行の駅である[1]。
両社の共同使用駅であり、管轄はJR東日本が行っている。
乗り入れ路線[編集]
JR東日本の信越本線と、北越急行のほくほく線が乗り入れ、接続駅となっている[1]。ほくほく線は当駅が終点であるが、大半の列車が信越本線を経て直江津駅まで直通運転されている[1]。歴史[編集]
●1897年︵明治30年︶5月13日‥北越鉄道の駅として開業[1][2]。 ●1907年︵明治40年︶8月1日‥北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁︵国有鉄道︶の駅となる[2]。 ●1985年︵昭和60年︶3月14日‥荷物扱い廃止[2]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[3]。 ●1997年︵平成9年︶3月22日‥北越急行ほくほく線・六日町駅 - 犀潟駅間が全線開業、分岐駅となる[4]。 ●2015年︵平成27年︶3月14日‥直江津駅のえちごトキめき鉄道への移管に伴い、地区管理駅を長岡駅に変更。 ●2022年︵令和4年︶9月30日‥この日をもってみどりの窓口の営業を終了[5]。駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅[1]で、両ホームを跨線橋で結ぶ。 JR東日本新潟シティクリエイト︵JENIC︶が運営する業務委託駅で、管理駅は柏崎駅。 1番線北側に面する駅舎は、新潟県内の鉄道駅に現存するものとしては最古の木造駅舎である。有人改札、近距離きっぷ券売機︵1台︶・自動販売機・トイレなどがある。近距離きっぷ券売機における発売範囲のうち、ほくほく線方面は六日町までの取扱となっている。のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■信越本線 | 下り | 柏崎・長岡方面 | ほくほく線上りは一部列車のみ |
■ほくほく線 | 上り | 六日町方面[6] | ||
2 | 上りは当駅始発 | |||
下り | 直江津方面 | |||
3 | ■信越本線 | 上り |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 北陸新幹線が金沢駅に延伸する前まで運行されていた特急「はくたか」は上り列車が3番線、下り列車が1番線を通過し、くびき・土底浜方でほくほく線に転線していた。
-
待合室と改札口(2021年9月)
-
ホーム(2021年9月)
利用状況[編集]
●JR東日本 - 2022年度︵令和4年度︶の1日平均乗車人員は604人である[JR 1]。 ●当駅で計上される乗車人員には実際の乗車人員に加え、ほくほく線から直通する列車で信越本線方面へ通過した﹁通過人員﹂の数も含まれる[1]。これは当駅がJR東日本と北越急行の境界駅であり、両社相互間の通過人員も全て当駅で乗降したものとみなし、実際の乗車人員と通過人員とを合算されることによるもので[注 1][7]、実際に当駅で乗降する利用者数はこの数値よりも少なく、上越市では近年における当駅の1日あたりの利用者数を﹁550人程度﹂としている[8]。また、この関係で、北陸新幹線開業前の2014年度までと、開業後の2015年度以降では、当駅以西の信越本線とほくほく線を経由していた、北陸方面とのアクセス特急の﹃はくたか﹄が廃止されたため、乗車人員は大幅に減少した。 2000年度︵平成12年度︶以降の推移は以下のとおりである。乗車人員推移 年度 1日平均
乗車人員出典 2000年(平成12年) 3,959 [JR 2] 2001年(平成13年) 4,065 [JR 3] 2002年(平成14年) 4,140 [JR 4] 2003年(平成15年) 4,107 [JR 5] 2004年(平成16年) 3,924 [JR 6] 2005年(平成17年) 4,132 [JR 7] 2006年(平成18年) 4,356 [JR 8] 2007年(平成19年) 4,437 [JR 9] 2008年(平成20年) 4,424 [JR 10] 2009年(平成21年) 4,227 [JR 11] 2010年(平成22年) 4,213 [JR 12] 2011年(平成23年) 4,195 [JR 13] 2012年(平成24年) 4,588 [JR 14] 2013年(平成25年) 4,738 [JR 15] 2014年(平成26年) 4,449 [JR 16] 2015年(平成27年) 704 [JR 17] 2016年(平成28年) 719 [JR 18] 2017年(平成29年) 700 [JR 19] 2018年(平成30年) 694 [JR 20] 2019年(令和元年) 706 [JR 21] 2020年(令和 2年)621 [JR 22] 2021年(令和 3年)590 [JR 23] 2022年(令和 4年)604 [JR 1] 駅周辺[編集]
駅前は大潟区犀潟地区の中心地。国道8号に面している。 ●国道8号︵直江津バイパス︶ ●新潟県道129号犀潟柿崎線 ●新潟県道468号大潟上越線 ●新潟県道253号浦川原犀潟停車場線 ●犀潟郵便局 ●第一工業製薬 大潟工場 ●国立病院機構さいがた医療センター ●直江津電子工業 ●INPEXメガソーラー上越 国際石油開発帝石が運営する太陽光発電所。旧‥帝石トッピング・プラント頸城製油所の立地にあたる。 ●ブルボン 大潟工場バス路線[編集]
2020年4月時点での情報を示す[9]。頸城区中心部への路線︵25︶と信越本線の並行路線︵1︶がある。- 「犀潟駅前」バス停
- 頸北観光バス
- 25 犀潟駅線
- 「犀潟駅入口」バス停(駅から北西に徒歩3分、県道129号沿い)
- 頸城自動車
- 1 上越大通り線
隣の駅[編集]
- 北越急行
- ■ほくほく線(当駅 - 直江津駅間JR東日本信越本線)
- くびき駅 - 犀潟駅 - (一部黒井駅) - 直江津駅
脚注[編集]
記事本文[編集]
注釈[編集]
- ^ そのため上越市の統計では、犀潟駅の1日平均乗車人員を「乗車人員と通過人員を分離できない」として計上していない。
出典[編集]
(一)^ abcdefghij﹃週刊JR全駅・全車両基地﹄ 14号 長野駅・新津駅・高田駅ほか、朝日新聞出版︿週刊朝日百科﹀、2012年11月11日、22頁。 (二)^ abcd石野 1998, p. 582. (三)^ 石野 1998, p. 583. (四)^ 石野 1998, p. 458. (五)^ “駅の情報︵犀潟駅︶‥JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧。 (六)^ “時刻表 犀潟駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。 (七)^ 鉄道旅客の輸送状況︵乗車人員︶ - 上越市 - WARPによるアーカイブ (八)^ “上越市議会 平成25年第3回定例会︵市議会会議録の検索と閲覧︶”. 上越市 (2013年6月14日). 2015年2月28日閲覧。 (九)^ “上越市内公共交通総合時刻表”. 上越市. 2020年4月2日閲覧。利用状況[編集]
(一)^ abc“各駅の乗車人員︵2022年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。 (二)^ “各駅の乗車人員︵2000年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (三)^ “各駅の乗車人員︵2001年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (四)^ “各駅の乗車人員︵2002年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (五)^ “各駅の乗車人員︵2003年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (六)^ “各駅の乗車人員︵2004年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (七)^ “各駅の乗車人員︵2005年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (八)^ “各駅の乗車人員︵2006年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (九)^ “各駅の乗車人員︵2007年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (十)^ “各駅の乗車人員︵2008年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (11)^ “各駅の乗車人員︵2009年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (12)^ “各駅の乗車人員︵2010年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (13)^ “各駅の乗車人員︵2011年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (14)^ “各駅の乗車人員︵2012年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (15)^ “各駅の乗車人員︵2013年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (16)^ “各駅の乗車人員︵2014年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (17)^ “各駅の乗車人員︵2015年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (18)^ “各駅の乗車人員︵2016年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (19)^ “各駅の乗車人員︵2017年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月2日閲覧。 (20)^ “各駅の乗車人員︵2018年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月16日閲覧。 (21)^ “各駅の乗車人員︵2019年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。 (22)^ “各駅の乗車人員︵2020年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。 (23)^ “各駅の乗車人員︵2021年度︶”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。参考文献[編集]
- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]