神奈中ハイヤー
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![]() 神奈中ハイヤーのタクシー車両(トヨタ・カムリ) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒243-0213 神奈川県厚木市飯山2824番8号[1] |
設立 | 1972年12月1日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 3021001019594 |
事業内容 |
一般乗合旅客自動車運送事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長 秋元隆宏 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 45億95百万円 |
純利益 | 4961万6000円(2019年03月31日時点)[2] |
総資産 | 60億7126万円(2019年03月31日時点)[2] |
従業員数 | 812名 |
主要株主 | 株式会社神奈中タクシーホールディングス |
特記事項:2019年7月1日付で株式会社神奈中タクシーホールディングスへ吸収合併[1][3][4]。 |
神奈中ハイヤー株式会社︵かなちゅうハイヤー、英文社名‥KANACHU HIRE Inc. ︶は、かつて神奈川県厚木市に本社を置いていた日本のタクシー事業者[1]。神奈中グループおよび小田急グループに属していた。2019年7月1日付で、親会社の株式会社神奈中タクシーホールディングス︵現‥神奈中タクシー︶へ吸収合併され消滅した[1][3][4]。
神奈中グループのタクシー事業統合の経緯については「神奈中タクシー」を参照
概要[編集]
神奈川県県央・湘南地区を中心に、横浜市や東京都町田市を営業エリアとしていた。保有台数は2019年時点で436両の車両[4]であった。
小田急ポイントサービス加盟店。タクシー運賃のクレジットカードが利用できた。2005年8月4日からは日本国内初となるおサイフケータイでのタクシー決済サービスを開始した。
2003年4月より内外装にハローキティをあしらった﹁キティタクシー﹂を運行していたが、2008年1月末をもって終了した。
同じ神奈中グループのタクシー事業者である相模中央交通は、元々は全くの別会社である。県央地区で同じ小田急グループの小田急交通・相模中央交通と営業エリアが重なり競合関係にあったため、相模中央交通との経営統合を図ることとなり、中間持株会社として株式会社神奈中タクシーホールディングス︵現‥神奈中タクシー︶が設立された。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b0/Taxi-kanachu-crown660806.JPG/220px-Taxi-kanachu-crown660806.JPG)
神奈中ハイヤー横浜のタクシー車両︵トヨタ・クラウンセダン︶
子会社の神奈中ハイヤー横浜は2019年、相模中央交通との経営統合直前に神奈中ハイヤーへ吸収合併され、同社横浜営業所となった。
●1943年︵昭和18年︶- この頃より戦時下の交通統制に伴い、神奈川中央交通の前身各社は沿線のハイヤー・タクシー会社を悉く統合していた。また被合併バス事業者がハイヤー・タクシー事業を兼営している場合もあった。
●1944年︵昭和19年︶9月 - 交通統制に伴い、神奈川県下のハイヤー・タクシー事業を地区毎の4社に集約することが決定。
●京浜地区‥東横タクシー︵現在の神奈川都市交通︶
●三浦半島地区‥横須賀タクシー︵未統合に終わる︶
●県央地区‥神奈川中央乗合自動車︵現在の神奈川中央交通︶
●西湘地区‥箱根登山鉄道︵現在の小田急箱根。小田原報徳自動車との説あり。未統合︶
●1945年︵昭和20年︶11月 - 神奈川中央乗合自動車のハイヤー・タクシー事業を相模中央交通へ譲渡。
●1950年︵昭和25年︶5月 - 相模中央交通が神奈中グループ入り。
●1973年︵昭和48年︶4月 - 神奈中ハイヤーを設立し、ハイヤー・タクシー事業を再分社。
●2009年︵平成21年︶9月1日 - 相模中央交通と神奈中ハイヤーの経営統合を目的に、中間持株会社として株式会社神奈中タクシーホールディングス︵現‥神奈中タクシー︶を設立。相模中央交通と神奈中ハイヤーはその子会社となる。
●2017年︵平成29年︶2月 - 相模中央交通とともに各営業エリアに1台、1997年頃まで使用していた車体デザインを再現したリバイバルタクシーを導入[5]。
●2019年︵平成31年/令和元年︶
●3月 - 秦野営業所を伊勢原市上粕屋へ移転し、伊勢原営業所とする[6]。
●4月 - 子会社の二宮神奈中ハイヤーおよび神奈中ハイヤー横浜を合併[7][8]。二宮神奈中ハイヤーは二宮営業所、神奈中ハイヤー横浜は横浜営業所となる[9]。
●7月1日 - 顧客サービスの向上や乗務員の確保などを目的に、相模中央交通、伊勢原交通︵相模中央交通の関連会社︶とともに、親会社の神奈中タクシーホールディングスに吸収合併され消滅[1][3][4]。同日付で神奈中タクシーホールディングスは神奈中タクシーへ商号変更[3][4]。
沿革[編集]
事業所[編集]
これらの営業所は事業統合後、神奈中タクシーの営業所として引き継がれた。なお一部の営業所は統合後に廃止されている。「神奈中タクシー#事業所」も参照
営業所[編集]
- 横浜営業所 - 旧:神奈中ハイヤー横浜株式会社[7]
- 戸塚営業所
- 藤沢営業所
- 茅ヶ崎営業所 - 旧:神奈中サガミタクシー株式会社(茅ヶ崎市香川6丁目4−1)[10]
- 平塚営業所
- 二宮営業所 - 旧:二宮神奈中ハイヤー株式会社[8]
- 伊勢原営業所
- 厚木営業所
- 相模原営業所
- 町田営業所
関連会社[編集]
脚注[編集]
(一)^ abcde神奈中ハイヤー株式会社 国税庁法人番号公表サイト、2023年8月9日閲覧。
(二)^ ab神奈中ハイヤー株式会社 第47期決算公告
(三)^ abcd神奈中タクシー株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト、2023年8月9日閲覧。
(四)^ abcde“グループ再編︵子会社の吸収合併︶に関するお知らせ”. 神奈中タクシー. 神奈中タクシー株式会社 (2019年4月10日). 2023年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月9日閲覧。
(五)^ 往年の車体デザイン再現 相模中央交通と神奈中ハイヤー カナロコ、神奈川新聞社、2019年6月閲覧。
(六)^ 事業所移転について 神奈中タクシーホールディングス、2019年5月閲覧。
(七)^ ab神奈中ハイヤー横浜株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト、2023年8月9日閲覧。
(八)^ ab二宮神奈中ハイヤー株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト、2023年8月9日閲覧。
(九)^ 事業会社の再編について 神奈中タクシーホールディングス、2019年5月閲覧。
(十)^ 神奈中サガミタクシー株式会社 なびかな︵全国なび神奈川版︶、2023年8月9日閲覧。