「スイーツの力で福島の復興を応援したい!」。そんな高校生の思いがあふれるコンテストとイベントが行われた。福島県の特産品を使ったスイーツ作りのコンテスト「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」(共催・大熊町、富岡町、楢葉町、産経新聞社)と、特産品を使ったスイーツが味わえる「ふくしまスイーツフェスティバル」(同)だ。大熊町のキウイ、富岡町のパッションフルーツ、楢葉町のサツマイモという各町の特産品のおいしさや魅力を知ってもらい、東日本大震災と原子力災害からの復興を応援することを目的に開催された。スイーツ作りに夢をかけ、楢葉町のサツマイモを使ったスイーツ作りにチャレンジした高校生を追った。 (写真左)審査員シェフが見守るなか、緻密な作業を披露した溝口さん (写真右)溝口さんが作った「復興ふくしまの恵み〜さつまいもとトロピカルフルーツのアシェットデセール~」「一つ一つの食材に生産者の方の強い思い
販売4年連続日本一 機械選果導入で負担軽減 夏秋キュウリの販売額、4年連続日本一。福島県のJAふくしま未来伊達地区きゅうり生産部会が出荷量を伸ばす。2021年度の出荷量は7059トン、5年で1000トン超増えた。潤沢な出荷で販売額を伸ばして他産地を抜き、18年からトップに立ち続ける。 夏秋キュウリは7~11月に収穫し、同県など東北地方が主産地。部会は15年の機械選果の導入を契機に急成長した。部会員の手作業だった箱詰めが不要となり、その分、栽培面積や期間が広がる。露地より2カ月長い11月まで収穫できるハウスへの作型転換も進め、出荷増につながった。 「9、10月に安定した出荷量がある産地は重宝する」(東京の青果卸)。東北の露地と関東の抑制の端境期で、市場にキュウリが少ないためだ。実需に合わせた生産体制で価格も堅調に推移する。 部会の急成長を見て、キュウリ農家を目指す新規就農者や、桃や米など他品
双葉町は園芸作物の営農再開を目指し、生産団地の整備に向け、本格的な検討に入った。震災前に町内で親しまれていた特産品「浜風ホウレンソウ」のハウス栽培を想定し、地元関係者の理解を得ながら、町沿岸部の両竹(もろたけ)地区に整備する方針。 伊沢史朗町長が9日、いわき市で開会した町3月議会で「両竹地区に農業用施設を設置するための土地の造成と測量設計を検討していく」と述べた。町は新年度当初予算案に測量などの関連予算を盛り込んでいる。用地の取得や担い手の確保などが今後の課題だが、2024年度の生産開始を目指して取り組みを進める。 町地域営農再開ビジョンでは、両竹地区に「次世代園芸チャレンジ拠点」と「水田再生活用拠点」の整備が計画されている。施設型の園芸作物の生産を推進するチャレンジ拠点に、浜風ホウレンソウを通年で生産する施設を整備。病気などのリスク分散を図り、収益性の高い農業経営モデルの確立につなげる。
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