太古のブドウの種子を追跡した研究によれば、ブドウが世界に広まったのは恐竜の絶滅がきっかけだったと考えられるそうだ。 ワインも恐竜も大好きな人には少々複雑な思いがする研究結果は、『Nature Plants』(2024年7月1日付)に掲載された。 この研究では南米各地で発見された6000万〜1900万年前の太古のブドウのタネの化石を追跡し、それがどのように広まったのか調査した。 それによると、ブドウが世界各地で繁殖できたのは、恐竜が絶滅し、森の姿がそれまでとは違ったものに変化したことがきっかけだった可能性が高いそうだ。
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