議論と参考になるに関するauientのブックマーク (6)
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都知事選の争点になって再度人々の注目を集めている外苑再開発問題ですが、﹁強引な反対派﹂の無理のある主張が否定される言論が共有されるようになったはいいものの、なんだか今度は﹁神宮の私有地なんだよ!これだからアホの左翼どもは!﹂みたいなちょっと問題のある押し切り方もたくさん聞こえるようになってきて、実際どういうことなのかがわかりづらくなってると思います。 というわけで、過去に何度かコレに関する記事がバズって、TBSの討論番組にも呼ばれた私がこの問題の現在地や、これに限らず日本の再開発をどうしていったらいいのか?という話について掘り下げます。 今月末は都知事選候補3人についての記事をアップしており、先ほどアップした以下の石丸さんについての記事 とあわせてお読みください。 小池さん、石丸さんにつづく、蓮舫さんに関する記事の代わりでもあると思っていただければと思います。 ︵いつものように体裁として有
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cakesという媒体がこの2ヶ月で立て続けの炎上を経験している。3回目になる今回は、ざっくり言えば声優・文筆家のあさのますみさんが以前からcakesでの掲載に向けて準備していた友人の死にまつわる連載が、cakes1回目の炎上︵DV被害を虚偽と決めつけた人生相談︶、そして2回目の炎上︵ホームレス取材記事︶を受けて﹁センシティブな内容だから﹂という理由で反故にされ、掲載を拒否されてしまったというものだ。︵詳しくは本人の記事を参照。︶ 言うまでもなく、この掲載拒否の動機は内容に関する倫理的な吟味によってではなく﹁炎上するかもしれないから、もう炎上したくないから﹂という消極的な理由によるもので、その判断が裏目に出てかえって炎上してしまった格好になる。 しかし、今回の件についてのcakes側の粗末な対応は、cakesが抱えている特別な問題ではなく、断言してもいいが、ほとんど全てのメディアで日常茶飯事
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﹁藁人形︵straw man︶論法﹂という言葉があるが、日本では﹁議論において相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法﹂というような説明がされることが多いようだ。これは必ずしも間違いではないが、相手の主張を﹁歪曲する﹂というところに主眼を置くと若干ニュアンスがずれるというか、なぜ﹁藁人形﹂や﹁カカシ﹂になぞらえるのかが分かりにくくなるような気がする。 歪曲といっても、相手が白と言っているのを黒だとねじ曲げる、実際には言っていないことを捏造するということだけを問題としているのではない︵そういうのも含まれるけれど︶。むしろある主張のうち、いちばんトンマなバージョンを選んで攻撃することで、本当の意味では論破できていないのだが、論破したような気になる、というやり口が主眼だ。それが、生身の人間ではなくニセモノのカカシを撃っていい気分になるというたとえとつながる。
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法政大学 社会学部メディア社会学科の 津田正太郎教授が このようなtweetをした。 Shotaro TSUDA @brighthelmer @tekidanhei 作品は常に批判に開かれています。批判する自由もあれば、その批判をさらに批判する自由もあります。批判を受けて変えるのも、変えないのも制作者の自由です︵強制できないですし︶ ﹁つまらない﹂等々は許されるのに﹁ジェンダー描写に違和感がある﹂という批判が許されないのはおかしくないですか? 2020-09-11 13:12:58 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1590878 ツッコむにも脱力するような、恥知らずでレベル低い詭弁だ。1.﹁つまらない﹂という批判と﹁ジェンダー描写に違和感が~﹂という批判は同等か?結論から言って、そんなわけない。 まず、つまらんという意見は別に
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先週、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんと、ブロガーのやまもといちろうさんが、姉歯問題についてブログで議論をしていて、﹁ああ、話が噛み合わないってこういうことだな﹂と感じました。類型化出来そうなので、ちょっと整理してみました。 元記事 長谷川豊さんの主張 姉歯物件報道の真実 やまもといちろうさんの記事について やまもとさんのご質問に対する返事 やまもといちろうさんの主張 ﹁姉歯物件は大震災でビクともしていなかった﹂と長谷川豊が言ってんだけどさ: やまもといちろうBLOG︵ブログ︶ 長谷川豊さんの与太記事について: やまもといちろうBLOG︵ブログ︶ 元記事を整理するとこんな感じ。 これは﹁三段論法﹂と言われるものに近い形です。正しい三段論法とは下記のようなもの。 異なる2つ以上の事実の中から、それらに通じる﹁真理﹂を突き止めるのは、論理学・推論の楽しさとも言えます。 ここで彼氏は前提1
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昨年、連載いたしました﹁新国立競技場をめぐる議論について﹂なのですが、 この問題が広く世間で建築工学や建築文化をめぐる問題の共有につながれば 本望です。 思いのほか多くの方々に読んでいただいたみたいで、 いろいろとご質問などもいただきまして、ありがとうございました。 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 1︵ザハはイラク出身の建築家︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 2︵アンビルドアーキテクトと磯崎新︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 3︵新国立競技場コンペ応募資格︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 4︵ザハの仕事と今の国立競技場︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 5︵建築と哲学の諸問題︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 6︵新国立の募集要項と大きさ︶ 新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 7︵脱構築とは
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