【読売新聞】 全身の筋肉が衰える難病・ 筋萎縮性側索硬化症 ( きんいしゅくせいそくさくこうかしょう ) (ALS)の初期の患者に、白血病の治療薬を投与する治験について、京都大iPS細胞研究所の井上治久教授らは12日、患者26人のう
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新型コロナウイルスワクチンの大学接種に取り組む兵庫県内16大学で、1回目接種を受けた学生は、開始から2カ月近くが過ぎても、対象の半数程度の計約2万8千人にとどまることが分かった。看護・医療系大学では8割を超す一方、3~4割にとどまる大学もあり、学部などによって差が大きい。副反応の不安から接種を見送る学生もおり、接種率は高齢者のようには上がらないとみられる。 県内では6月21日から大学接種が始まった。ホームページなどで実施を公表していた大手前、関西看護医療、甲南、甲南女子、神戸、神戸海星女子学院、神戸国際、神戸市看護、神戸市外国語、神戸松蔭女子学院、神戸常盤、神戸薬科、頌栄短期、姫路、兵庫、武庫川女子-の16大学に、1回目接種を受けた学生数や割合などを聞いた。 1回目接種を受けたのは、対象計約5万6千人の51%に当たる約2万8千人だった。自治体接種を受けた学生は含まれていない。 神戸大では、
東京大学は2月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のモデル動物を用いた研究で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のウイルス量にかかわらず、感染後数日で広範囲にわたって、鼻の奥にある匂いを感知する部位である「嗅上皮」が脱落することを明らかにしたと発表した。また、大部分の嗅上皮は感染後21日で正常厚になることも見出したが、正常厚に戻らない場合があることも発表された。 同成果は、東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の浦田真次届出研究員(米・テキサス大学医学部ガルベストン校 耳鼻咽喉科 博士研究員兼任)、同・岸本めぐみ届出研究員(テキサス大医学部ガルベストン校 病理学 リサーチアソシエイト兼任)、東大大学院 院医学系研究科 外科学専攻 耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学の山岨達也教授(東大医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 科長兼任)、テキサス大医学部ガルベストン校病理学の
東京女子医科大学公式サイトより 新型コロナウイルス感染症の拡大に対する対応や、世間の心ない中傷などで疲弊する医療現場。そんななか、東京女子医科大学(東京都新宿区)で看護師職などの夏季賞与がゼロとなったことが波紋を広げている。その結果、同医科大の関連病院の看護師職の約400人が退職意志を示しているというのだ。 400人辞めても「補充すれば良い」 東京女子医科大理事会は経営赤字を理由に、教職員の今年度の夏季一時金をゼロとすることを同大労働組合に通達した。25日、組合は理事会の代理人弁護士と団体交渉を行った。6月29日に発行された同労組の「組合だより」には、この団交での容赦のない経営陣の主張が赤裸々に綴られていた。以下、引用する。 「組合)女子医大より減収額が多い大学でも一時金は出ている。 ●減収と赤字は標念が違う。うちは約30億の赤字だ。その大学はどの程度の赤字ですか?黒字かもしれないでしょ。
慶応病院(慶應義塾大学病院)で、10名を超える新型コロナウイルスの感染者が出た問題で、 その一因が研修医約40名が開いた懇親会だったことが「週刊文春」の取材でわかった。 懇親会が開かれたのは、3月26日。小池百合子・東京都知事が緊急会見で外出自粛を要請した翌日だった。研修の修了を受けて、慶応病院の研修医約40人が都内のダイニングバーで「お疲れ様会」なる懇親会を開催。関係者によれば、会は三次会まで続き、最後はカラオケだったという。出席者の中に新型コロナウイルスの感染者がいたとみられ、クラスターが発生。 これまでに、懇親会出席者のうち少なくとも8人がコロナウイルスの陽性反応を示している。 ©文藝春秋 4月6日、「週刊文春」編集部が事実確認の取材を申し入れると、慶應義塾広報室は「新型コロナウイルス感染症に関する慶應義塾大学病院の状況につきましては、本日中に当院ウェブサイトで公表させていただく予
通常の培養で使用する高価なウシ血清成分やアルブミンの代わりに液体のりの主成分であるポリビニルアルコール(PVA)を用いることで、安価に細胞老化を抑制した造血幹細胞の増幅が可能になった。 マウス造血幹細胞を用いた実験により、1個の造血幹細胞を得ることができれば複数の個体へ造血幹細胞移植が可能であることがわかった。 本発見は、ヒト造血幹細胞にも応用可能であると期待され、おもに小児の血液疾患に対して移植処置の合併症リスクを軽減した安全な造血幹細胞移植が提供できるとともに、幹細胞治療や再生医療への応用や医療コストの軽減に期待される。 東京大学医科学研究所の山崎 聡 特任准教授(幹細胞生物学分野)を中心とした研究チーム(スタンフォード大学と理化学研究所との共同研究チーム)は、マウスの造血幹細胞(注1)を用いた研究から、細胞培養でウシ血清成分や精製アルブミン(注2)さらには組み換えアルブミンが造血幹細
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