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ホンダは総排気量50cc以下の「原付一種(原動機付き自転車)」の生産を、2025年5月に終了する。同年から始まる新たな排出ガス規制への対応が難しいため。通勤・通学の足として親しまれてきたが販売も低迷しており、生産終了を決めた。50cc以下の原付きは低価格で燃費も良く「庶民の足」として、高度成長期を支えてきた。現在は電動アシスト自転車や電動キックボードなどが身近な足になっており、ホンダの生産終了
北総鉄道(千葉県鎌ケ谷市)が20日発表した2024年3月期決算は、純利益が前の期比6.5%増の18億7200万円となった。売上高に相当する営業収益は4.5%減の133億1200万円。2000年3月期末には447億円に達した累積損失の解消を経て、22年に実現した運賃値下げ後初の通期決算は減収増益となった。新型コロナウイルス禍の落ち着きや22年の運賃値下げの効果で輸送人員は9.4%増の3862万人
小田急電鉄傘下の小田急箱根(神奈川県小田原市)はJR東海と組み、同社の新幹線ネット予約「EXサービス」会員限定の旅行商品を7月19日までの設定期間で売り出した。首都圏からの来客が多い箱根観光に静岡県や愛知県など東海、さらに関西などからも目を向けてもらい、東海エリア以西からの観光誘客につなげる。旅行商品は静岡以西発の新幹線と富士屋ホテル(神奈川県箱根町)などの箱根エリアの宿泊施設での滞在、8つの
林芳正官房長官は21日の記者会見で、東京都知事選をめぐり選挙運動用のポスター掲示板に同一のものが多数張られている事態について見解を述べた。「候補者自身の選挙運動用ポスターを掲示するために設置されるもので、候補者以外が使用できるものではない」と語った。立候補していない人物など選挙以外の目的の掲示板利用に否定的な考えを示した。ポスターは公職選挙法により掲示が認
メール配信支援サービスのリンク(東京・港)は、米グーグルの「Gメール」が6月に全面適用したセキュリティーガイドラインに「全て対応済み」とする国内メール配信事業者が34.6%にとどまるとする調査結果を発表した。なりすましや迷惑メール対策で導入されたもので、未対策の場合はメールが届かないなどの影響が出ている可能性がある。調査は5月29日から6月5日、メールマガジンや通知メールを配信する全国の事業者
性同一性障害特例法に基づいて男性から性別変更した女性が、自身の凍結精子で生まれた次女を認知できるかが争われた訴訟で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は21日、「認知できる」との初判断を示した。親子関係を否定した二審・東京高裁判決を破棄し、父と子としての法的な関係を認める判決を言い渡した。生物学上の父親が、性別変更後に子をもうけた場合の法律上の親子関係について、最高裁が判断を示すのは初めて。裁判
「ここ10年以上、米シーゲート・テクノロジーと共に開発を進め、量産にこぎつけた。2030年には数百億円レベルの利益を期待したい」ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)社長兼最高経営責任者(CEO)の清水照士氏は、ソニーグループ(ソニーG)が24年5月31日に開催した「事業説明会 2024」で、同社が開発した熱アシスト記録(HAMR)対応ハードディスク駆動装置(HDD)用の半導体レーザー
ソフトバンクグループ(SBG)は21日午前10時から、東京都内で定時株主総会を開いた。孫正義会長兼社長は2022年11月以降、決算会見での業績や事業戦略の説明は後藤芳光最高財務責任者(CFO)に任せてきた。孫氏は20日、国内通信子会社ソフトバンクの株主総会に取締役として出席し、質疑応答で何度か発言したが、それを除けば23年10月以来、約8カ月ぶりの表舞台となった。孫氏は「(全人類の英知の1万倍
著名プログラマーで作家のポール・グレアム氏は4月、メールに記されていたある単語に注目した。「詳しく調べる」「掘り下げる」という意味のdelveという動詞だ。「Chat(チャット)GPTで書かれた文章の兆候」という。グレアム氏は米スタートアップ支援、Yコンビネーターの創業者でもある。同社で頭角を現し、後に米オープンAIを立ち上げるサム・アルトマン氏の才能を見いだした人物だ。人工知能(AI)の専
企業法務を手掛ける大手法律事務所と、人工知能(AI)などを駆使するリーガルテック企業の提携が相次いでいる。契約書のチェックや管理などをデジタル化して弁護士業務の効率を高め、法務サービスの質の向上や若手弁護士の負担軽減につなげようとする動きが目立つ。業務の進め方が変わり、報酬体系の見直しなど事務所経営そのものに影響するとの見方も出ている。ライバルが「相乗り」「西村と組むとは」。5月末、大手法律
著名プログラマーで作家のポール・グレアム氏は4月、メールに記されていたある単語に注目した。「詳しく調べる」「掘り下げる」という意味のdelveという動詞だ。「Chat(チャット)GPTで書かれた文章の兆候」という。グレアム氏は米スタートアップ支援、Yコンビネーターの創業者でもある。同社で頭角を現し、後に米オープンAIを立ち上げるサム・アルトマン氏の才能を見いだした人物だ。言語食べ尽くす人工知
若い社員が多い企業が新しい健康保険組合を設立している。中高年層の加入者が多い全国健康保険協会(協会けんぽ)を離れ、保険料負担の抑制を狙う。けんぽは加入者の平均年齢の上昇で、医療費が増えていた。日本の医療財政には現役世代が高齢者を支える仕組みがあり、負担と給付のバランスが問われている。新興企業の従業員らが6月1日に「VCスタートアップ健保」を創設した。180事業所のおよそ1万人が加入する。健保
経済協力開発機構(OECD)は20日、1975年生まれで子どものいない女性が日本では28.3%と、比較可能な26カ国で最多だったとする報告書をまとめた。55年生まれで子どもがいない女性の割合と比べて16.4ポイント上昇しており、日本の増加幅が最も大きかった。OECDの報告書は「出生率の維持にはジェンダー平等や仕事と育児の公平な分担を進めることが最も有効だ」と言及した。日本では固定的な性別役割分
国内投資ファンドのキーストーン・パートナース(KSP、東京・千代田)は金融機関や企業の持つ政策保有株を買い取るファンドを立ち上げる。1000億円規模で年内にも取得を始める計画だ。売却の意向はあるが、市場ですぐに売れない事情がある株式の受け皿となり、持ち合い解消が円滑に進むよう支援する。キーストーンにはSBIホールディングスが3割超出資している。株式の売却意向のある金融機関や企業に買い取りを打診
宇都宮市と栃木県芳賀町を結ぶ次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」を運行する宇都宮ライトレール(同市)は、10月に同市で開かれる自転車ロードレースの国際大会「ジャパンカップサイクルロードレース」をイメージしたラッピング車両を22日から運行する。大会とともに「自転車の街」をPRする。ラッピング車両は白地に日の丸の赤色と、元のデザインの黄色のグラデーションが映える配色。中央には20
セントラル硝子はパワー半導体の先端素材である「炭化ケイ素(SiC)」の基板の新製法を開発した。artience(アーティエンス、旧東洋インキSCホールディングス)も新たな接合材の実用化にめどを付けた。いずれも電気自動車(EV)の充電速度を高められるSiC半導体を安くできる。日本が強みを持つ素材技術がEVの普及を後押しする。セントラル硝子はケイ素と炭素を含む溶液からSiC基板を製造する方法を開発
将棋の第9期叡王戦五番勝負第5局が20日、甲府市で指され、挑戦者で後手の伊藤匠七段(21)が藤井聡太叡王(21)=王座・竜王・名人・王位・棋王・王将・棋聖との八冠=を破り、対戦成績を3勝2敗とし初タイトルを手にした。藤井八冠は初めての失冠で、全タイトルを独占する八冠時代は約8カ月で終わった。対局を終えた伊藤新叡王は「これまでのタイトル戦は厳しい戦いが続いていたので、藤井八冠相手に結果が出て良か
クレディセゾンは20日、公共交通機関向けのタッチ決済事業に参入すると発表した。クレジットカードやデビットカードを使って電車やバスを乗り降りできる仕組みを事業者に提供する。米ビザと組み、タッチ決済に対応していない公共交通機関を開拓する。セゾンはクレカ事業で培った加盟店管理のノウハウを生かし、公共交通機関向けの新たな決済スキームを立ち上げる。2024年夏に移動体通信の
東京都知事選(20日告示―7月7日投開票)に立候補する小池百合子知事や蓮舫参院議員らは19日、日本記者クラブで共同記者会見に臨んだ。両氏とも政党の推薦は受けず、幅広い支援を募ると強調する。政治資金問題で逆風が吹く自民党との関係性や次期衆院選、2025年夏の参院選をにらみ構図づくりに腐心する。主要政党のうち自民党と公明党は小池氏、立憲民主党と共産党は蓮舫氏を支援する。日本維新の会は自主投票、国民
安価な食肉として消費者からの引き合いが強い豚肉の価格が高騰している。ハムやソーセージなどに使う輸入豚肉は国内の卸値が1年間で4割上昇し、国産もおよそ40年ぶりの高値をつけた。生産コスト高や円安、豚の伝染病の発生など供給面での懸念材料が重なった。ラーメン屋ではチャーシューを値上げし、とんかつ店もコストの抑制を図る。日本経済新聞社が複数の大手食肉卸会社に聞き取り調査をしたところ、チャーシューなどに
名古屋市は通勤客が戻らない市営地下鉄や市営バスで観光商品などの販売に乗り出す。JTBと組み、味噌カツや手羽先など名古屋めしとセットにした1日乗車券を企画。カフェの割引券付き商品も7月に販売する。市営交通の乗車人員は新型コロナウイルス禍前の9割にとどまる。市営交通でしか行けないスポットも打ち出し観光客や若者などの利用を増やす。カフェやベーカリーの割引券と、市バスと地下鉄が1日乗り放題の乗車券をセ
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